「人生の第一志望をゆずらないでほしい」学校より学校らしい愛情教育とは?!


学校法人駿河台学園
理事長
山﨑 良子

特選インタビュー

日本の若者たちの学力向上を今も変わらず支えている。大正の頃より、東京神田駿河台に校舎を構え、駿台予備校の名で親しまれる学校法人駿河台学園は、少子化の流れの中でも入学希望者は減らず。駿台で学びたいと自ら入校してくる学生が多いという。老舗予備校として独自の教育理念で事業展開をしている、理事長、山﨑良子の成長戦略に迫る。

二代目 山崎春之

山﨑二代目は私の主人になります。二代目春之は予備校を全国展開いたしまして、その中で1970年に駿台電子計算機専門学校というかたちをつくりまして、開校いたしました。その後予備校以外の分野で教育活動広げまして、幼稚園から大学、大学院と、規模を広げてまいりました。

蟹瀬ということは、かなりビジネスセンスもおありになったということでしょうか。

山﨑ありましたね。

蟹瀬理事長としてのお仕事というと、経営ですから教育熱心ということに、プラスアルファの経営基盤をつくらなければならないというのがあるのでしょうね。

山﨑初代は質の高い教育を提供したいということで、第一に考えておりまして、二代目はその質の高い教育を全国のみなさまに広げたいという思いで全国展開をしたようです。

蟹瀬そして、ポップステップジャンプで山﨑さんが理事長になられたのですね、理事長になるというのは、既定路線だったのでしょうか。

山﨑とんでもないです。私も大変驚いております。後継者というものが実は亡くなりまして、それで私が就任することになりまして、よく言われるんですが、「不安がなかったんですか」っていうふうにおっしゃるんですけれども、私にとりましては不思議なぐらい冷静に受け止めることができまして、全く心配はなかったんです。私自身が以前にビジネスを起業しておりまして、その後に駿台は伝統がありますし、システムが確立しておりますので、手前味噌なのですが、優秀な職員とまたすばらしい講師がたくさんおりましたので、私自身は経営だけに専念すればいいという思いで、本当に不安がなかったです。

蟹瀬それは意外ですね。急に後継者に指名されて、いくら働いていた経験があるといっても、船自体はキチンとできていて、航路もある程度決まっていると、そこの船長になられたという感じでしょうか。船長になったからには、決まっていた航路とまた違うところへ進んでいかなくてはならないということも、あると思うのですけれども、理事長になってこういうことをやらなければいけないと、そういうことはおありだったのですか。

山﨑私自身は女性目線と母親目線で、全国の校舎を視察いたしました。女性ですので雑然とものが積み上げてあったり、汚く置いてあると嫌ですね。

蟹瀬耳が痛いです。

山﨑そこから手を付けましたのと、私はカラフルな色が好きなものですから、予備校というイメージは、どうしても暗いイメージがありまして、明るいイメージから入ろうと思いました。校舎も今は明るいイメージで、予備校という昔のイメージではないです。

蟹瀬壁とかそういうところでしょうか。

山﨑建物に対してのオーラがなければいけないという、人間もそうですが建物からもオーラを感じなければ、「うわっ」て思えるようなオーラがなければいけないという。

蟹瀬面白いですね。人間のオーラってわかりますけれども、例えば小泉元首相が来ると、なんとなくこう感じるところがあるし、僕なんか吉永小百合さんが来ると、「ああっ」て思います。建物そのものにもでしょうか。

山﨑建物から感じると、例えば同じお店があって、どうしてこのお店だけにたくさん入るんだろうと、そこにはオーラを感じます。うちもそうなのですが、私どもの校舎からオーラを感じないと、学生がどうしてもその校舎に行きたいと感じてくれる校舎にしたいというのが、私の願いだったのです。それから母親目線なのですが、私が自分の子供を学校に行かせて「この学校でいいのかな」と、そういう目線で見ておりました。そういう意味では、自分がこの学校に通わせたいという、そう思える学校にしたかったのです。やはり受付の応対とか、対お母さま方ですから、こういった小うるさいお母さまがたくさんいらっしゃるのかもしれませんが、私は小うるさいんですが、いろいろなお母さまがいらっしゃって、できるだけそのニーズに、できるだけ応えようという思いから、できるだけ母親目線で応えられるように、ですから職員のみなさま方も大変うるさがっているとは思います。

レイチェルそんな山﨑理事長のちょっと小うるさいご指摘を、職員のみなさまはどう感じているのかお聞きしてきましたので、ぜひこちらをご覧ください。

年に1回行われるという、山﨑の校舎視察を職員はどのように思っているのか。

東大専門校舎校舎長・斎藤全体的に堅いイメージが強かったと思うのですが、それによってお客様に敷居が高く感じられたりとか、そういうふうにイメージもありましたけれども、学園長が代わられてからは、例えばカウンターとか御手洗とか、清潔感を増して、あるいはマスコットを置いたり、色使いとかデザインとかも工夫されまして、壁の色1つ白いか暗い色かというところで、気持ち的にも違うと思います。保護者の方もだんだん若い世代に代わりつつありますので、それに見合うかたちで、われわれのほうも距離感としては、敷居が高かったものが、だんだん解消されて話はしやすくなっていると思います。

レイチェル理事長ご覧になっていかがだったでしょうか。

校舎視察

山﨑本当にお恥ずかしいです。私はみなさんの力のおかげで今があると思っています。

蟹瀬とてもいいリアクション、いい結果ですね。

山﨑見ていただいた通り本当に明るいイメージで、先ほどのお話ではないのですが、浪人生というか暗いイメージがどうしてもあるのですね。それを払しょくしたいというのが、私の思いでしたので、とにかく居心地がいいというのが1番いいです。

蟹瀬初代の方が情熱でこれを作り上げて、二代目の人がビジネスとして大きく拡大をしていった。今三代目になって、いよいよ100周年をお迎えになるということですよね。どういう展開を考えてらっしゃいますか。

100周年に向けて

山﨑私どもは100年を迎えますので、これまでに蓄積された膨大なデーターと教授のノウハウ、1番大切な学生さん。うちで学んでいただいた学生、OG、OBが大勢いらっしゃいます。それが財産なのです。私はその財産を私の代でもっと増やして、次の世代にバトンタッチができれば最高だというふうに思っています。

蟹瀬考えたら100年ということは、受験されたお子さんがお母さんやお父さんになって、子供が生まれて、そのお子さんがというケースもあるのですか。

山﨑おかげさまで親子三代で私どもに通っていただいているという、ご家族がいらっしゃるんです。私の知らないところで、親子四代で通っていただく、駿台ファミリーがもしかしたらいらっしゃるかもしれません。

蟹瀬面白いですね。

レイチェル歴史は物語りますね。理事長、続いてのキーワードは何でしょう。

駿台は予備校ではない

山﨑駿台は予備校ではないということです。

愛情教育という理念のもと一人一人の学生と向き合う

愛情教育という理念のもと、一人一人の学生と向き合い、予備校を展開してきた駿河台学園。

キーワード「駿台は予備校ではない」とは?

Leaders山﨑良子の次なるキーワードは、「駿台は予備校ではない」その真意に迫る。

蟹瀬2つ目のキーワードですけれども「駿台は予備校ではない」。これ多分番組をご覧になっている方が、「えっ」と思われた方が多いと思います。どういう思いが込められているのですか。

山﨑駿台は「予備学校」であると言っています。といいますが、いろいろな意味でスタイルは学校と同じスタイルをとる、ですから学校にこだわっています。例えば授業時間、高校ですと1コマが50分、授業になります。私どもは50分授業でやらせていただいています。それはなぜかというと、経験があると思いますが、50分授業のほうが教える側も、勉強する側も集中力が保てる時間ではないかというふうに思っています。

蟹瀬普通授業といいますと、大学は90分ですしね。

出演者情報

  • 山﨑 良子
  • 1954年
  • 広島県
  • 法政大学

企業情報

  • 学校法人駿河台学園
  • 放送日 2015.06.14
  • 業種:
  • 教育
  • 本社:
  • 東京都
  • 所在地住所:
  • 東京都千代田区神田駿河台1-7 駿台予備学校8号館11階
  • 資本金:
  • 学校法人のためなし
  • 売上高:
  • 法人規定により非公開
  • 従業員:
  • 761名 ※2016年10月現在 ※関連会社社員・講師・契約職員を除く

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