復活、新しいカルチャー作り、老舗のグローバル化。あの「挑戦」の裏側とは


スペシャル企画 -チャレンジ-
澤田 秀雄 / 松田 公太 / 茂木 友三郎 / 森川 亮

特選インタビュー

過去の放送から、いまお届けしたいテーマでピックアップする「スペシャル総集編」。今回お届けしたいテーマは「チャレンジ」。4月を迎え、新しい門出を迎える人だけでなく、社会全体が新たな挑戦に向かってほしい。そんな気持ちを昂らせ、そして賢者ならではのノウハウをお届け。
ハウステンボスの復活、原宿の行列店・エッグスンシングスの出店、人気動画アプリ「C Channel」の華麗なるスタート、キッコーマンの世界戦略・・・。あの挑戦の裏側とは?

株式会社エイチ・アイ・エス 代表取締役会長
澤田 秀雄

二度の経営破綻をしたハウステンボスを再建。復活させた、H.I.S.澤田のチャレンジとは?

蟹瀬再建を引き受けられた、その理由はどのあたりだったのでしょうか?

澤田最初は、まあ、そういう話がありましたから。若干軽い気持ちで検討しようということだったんです。

蟹瀬なぜ、検討しようと思われたのですか?

選択理由① 地元からの要請

澤田それは、地元の市長や知事の要請がありまして。特に市長さんの熱い思いと言いますか。もしハウステンボスがなくなってしまったら、佐世保が雇用の問題から財政の問題で厳しくなってしまうと。そうしたこともあり、非常に熱意といいますか、気持ちが伝わりましたから。それが理由のひとつですね。

選択理由② 観光資源の存続

澤田それとですね、あれだけの何千億円もかけた素晴らしいハードをこのままダメにしてしまうというのは、忍びないといいますか。日本の、長崎の財産がダメになってしまうわけですから。
誰かがやっぱり再建しなくてはいけないなと、僕でなくてもいいのですが、そんな設備や施設が素晴らしいものであるがゆえに誰かがやらなければ、という思いがありました。

蟹瀬使命感のようなものが生まれてきたんですね。これをなんとかしてやりたいという。

澤田そうですね。これが張りぼてとか、つまらないものだったらもういいのでしょうけど。やっぱり誰かがやるべきだと。

選択理由③ 地域観光の発展

澤田3つ目の理由は、我々は観光事業をやっていますから、やっぱり地域観光の発展のためにと。今地域は元気がないんですね。旅館もホテルもそうですけれども。だからやっぱり、ひとつの観光モデル、観光ビジネスといいますか、そんなお手伝いを日本のため、地域のためにやれればいいかなという思いですね。

選択理由④ H.I.S.の国内強化

澤田最後は、H.I.S.という旅行会社をやっていますが、我々は国内がまだそこまで得意ではないんです。ですので、これが国内の練習になって、かつ、これから我々はいよいよアジアからのインバウンド事業を取っていきますから、アジアの観光客を呼んできて、やってきたお客様の拠点にもなるかなと。これはH.I.S.の観光としてのプラスになるかなということでした。

再建構想① 観光ビジネス都市

澤田ハウステンボスはテーマパークではなく、将来は観光ビジネスの都市にしようじゃないかと。そういうことを考えています。

蟹瀬具体的には?

澤田だからといってすぐには、そうはいかないですが、3年、5年、10年という月日はかけてですね。

再建構想② 無料ゾーンの設置

澤田近々、1/3のエリアをフリーゾーンにしようと思っています。残りの2/3をテーマパークにしても十分な広さがありますから。そうすることによって、まずは無料ゾーンにあるものを有料ゾーンに入れることによって、もっと活気が出ますよね。それと1/3を無料ゾーンにするということは、経費の削減にもつながります。

再建構想③ ビジネスの拠点化

澤田それと無料ゾーンはどうするかというと、もっと市民の方に使っていただく、そこにビジネスの拠点を置こうと考えています。今やインターネットやモバイルが発達しているわけですし、せっかく建物も土地もあるわけですから、ビジネスは安くできるわけですね。

蟹瀬要するに地主となって、そこにテナントを入れるということですか?

澤田そうですね、1/3の部分は。若くて、これからいろいろやっていきたいベンチャー企業など、アイデアを持っている方が非常に安く、ここでチャレンジができる。そんな風に、将来は医療観光とかも含めて、徐々に都市化をしていきたいですね。

再建構想④ テーマパークの魅力向上

澤田一方、テーマパークの方はですね、もっといろんなアイデアを出してやっぱり来て楽しい、来てお得だった、また来たいという風にしたいですね。

蟹瀬例えば、どんなアイデアですか?

澤田土地はすごくあるわけです。ですので、東洋一のアウトレットモールを作れればいいかなと思っていますね。

再建構想⑤ 東洋一のアウトレットモール

澤田これからのアウトレットモールというのは、ただブランド品が安くあるだけではなく、遊ぶところがある、いろんなアミューズメントがあるということで、できたら東洋一のアウトレットモールをやると相乗効果があるかなと。

再建構想⑥ 医療観光

澤田他にも3年後にはですね、先ほども言ったように名医に来ていただいて、最新の施設でね。

蟹瀬医療そこで受けられると?

澤田はい、今はここまでの構想は実際にあるんです。これからは、いいホテルに泊まって、それから楽しく遊んで、そしていい景色を見てリフレッシュすると。そう言った医療観光は、欧米では結構あるんですけど、全部揃っている施設がハウステンボスにはあると、そういうことを3年、4年でやっていこうと。そういった、何年でこれをやって、あれをやってという計画があって、徐々に徐々に都市化をしていきたいですね。

出演者情報

  • 澤田 秀雄 / 松田 公太 / 茂木 友三郎 / 森川 亮

企業情報

  • スペシャル企画 -チャレンジ-
  • 放送日 2018.04.01

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