「堅忍不抜」でつくった、街づくりまで進出する保険薬局の「サービス」とは？

医師と薬剤師が一体となって患者をケアしていく。保険薬局の今後

ドーキンズ今後は保険薬局をどのような形にしていきたいとお考えですか？

岩崎やはり患者さん、国民の皆さんによく認識される、またドクターにもよく理解される業界にしていかなければなりません。また、薬剤師会というものもありますが、皆さんでよく頑張って、もっと職域を拡大していく。そして薬剤師も大学が6年制にもなったことですから、卒業した若い薬剤師の方々にも、精神的にも経済的にも喜んでいただけるような基盤をつくっていかなければならないと思っています。

蟹瀬方向性は当然のことながら医薬分業ということですけれども、実際には医と薬というものは別れるのではなくて、一つの思いで患者さんのためという方向でまとまっていかなければならないということですね。

岩崎はい。診察をもってドクターが患者さんをケアしますし、薬剤師は薬でもって患者さんをケアする。しかし、これが一体となって患者さんをケアしていく。常にそのように考えています。

「医薬分業」を果たし、保険薬局の新たな価値を創造する。それが、阪神調剤ホールディングが目指す「患者ファースト」。豊かな社会づくりに必要な想いとは？

ドーキンズさて、番組ではLeader’s Choiceと題しまして、ゲストの方に選択の基準、敬愛の人、賢者の文の三つの中からカードで一つを選んでいただき、お話しをしていただければと思います。それでは岩崎社長、1枚お選びください。

岩崎「賢者の文」ですね。

ドーキンズでは、賢者の文ということで、ゲストの方の心に秘めた言葉を一筆、書いていただければと思います。岩崎社長、お願いいたします。

岩崎「堅忍不抜」（けんにんふばつ）です。

蟹瀬どういう思いで、この言葉を選ばれたのですか？

岩崎やはり私もいろいろと努力して、苦労もしました。物事に耐え抜いて、動揺せずにやっていく、そういう言葉だと思って、昔から非常になじんで、肝に銘じて、この言葉の通りにやってきました。今後もこのように臨んでやっていきたいと思っています。

蟹瀬これはあらゆるビジネスに共通することになりますね。

岩崎そうですね。やはりこれぐらいの気持ちで皆様方が取り組んでくれたら、良い社会・良い日本ができるのではないかと思っています。

物事に耐え抜いて　動揺せずに行動することで良い社会・良い日本ができる

蟹瀬これからもなるべく多くの素晴らしい「かかりつけ薬局」を作っていただきたいと思います。どうも、ありがとうございました。

ドーキンズありがとうございました。

岩崎どうもありがとうございました。

賢者の文「堅忍不抜」
辛いことがあっても耐え忍び、動じない心を持って困難に立ち向かい、優れたサービスで豊かな社会づくりに貢献する。それが、医療人としての誇り。

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