海外の一線級で学んだから実現したい、日本モノづくりのDNAで世界標準へ
エイブリック株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
石合 信正
時計作りで培った技術を活かした、高品質な「アナログ半導体」。デジタルの半導体は聞き慣れた言葉だが、「アナログ半導体」も、デジタル社会を支える一翼を担う。1937年創業、現在のセイコーインスツル株式会社を前身とする、株式会社エイブリックを牽引する代表取締役社長兼CEO・石合信正。GEのジャック・ウェルチにも学んだという、海外の一線級からカムバックして感じた、日本のモノづくりDNAに対する思いと未来とは?
モノづくりのDNA。高い潜在能力と現場力。これらが融合し生まれる、不可能を可能にする技術。
それこそが、世界へ挑む武器になる。
石合が目指す、次世代に継承すべき融合とは?
坪井さて、番組ではLeader’s Choiceと題しまして、ゲストの方に、選択の基準、敬愛の人、賢者の文、こちらの三つの中からカードを一つ選んでお話をしていただきたいと思います。それでは石合社長、お願いいたします。
石合はい。
蟹瀬「選択の基準」を選ばれました。これは、ご自身ではどういう選択の基準があるのですか?
石合今は心が平安で、ザワザワしないときに決断をするということになります。若いときは「迷ったらGO!」でした。これは自分自身の興味やキャリアを追いかけている時代はそうだったのですが、昨今は一つの日本の良さと海外で学んできたものの融合を目指しているところもあり、私心を捨てて、決断をしていくことが大事だと思っています。
日本の良さと(海外で)学んできたことの融合を目指す
私心を捨てて 決断することが大切
蟹瀬お話を伺っていると、いわゆる「0」「1」のデジタルの世界、すべてが合理的で分かっている世界。でも、我々、人間がやっていることは必ずしもそうではないので、アナログというのがいかに大事なのか……。今日は、アナログ半導体のお話を伺って、本当にそのことが大事だということをあらためて、実感させていただきました。
これからも頑張ってください。今日はどうも、ありがとうございました。
坪井ありがとうございました。
石合ありがとうございました。
選択の基準「決断は心が平安でザワザワしないときにする」。
まずは私心を捨てること。誰かのため、社会のため……。
そう思えたとき、心に平安が訪れる。
※出演者の会社名・役職など掲載情報は、収録当時のものとなります。
※著作権保護の観点から、記事・動画の無断転載・流用などを禁じます。
出演者情報
企業情報
関連コンテンツ
カテゴリー別特集
リンク