スポーツを楽しむすべての人へ。新たな付加価値でリアル店舗が生き残るには?
ゼビオ株式会社
代表取締役社長
加藤 智治
ゼビオ株式会社はファッション&スポーツをテーマに全国展開するスポーツ小売の企業だ。健康ブームの後押しもあり、現在ではランニングなどで女性のユーザーも増加傾向にある。代表取締役社長 加藤智治は自身がスポーツで学んできた経験や知識からリアル店舗だからこそ提供できる価値にこだわる。加藤が語るスポーツ小売のあるべき姿とは。
坪井さて、番組ではリーダーズチョイスと題しまして、ゲストの方に「選択の基準」「敬愛の人」「賢者の文」こちらの三つの中からカードで1つを選んでお話いただきたいと思います。それでは加藤社長、よろしくお願いいたします。
加藤じゃあ、真ん中でいきます。こちらです。
蟹瀬賢者の文をお選びいただきました。
加藤はい。
坪井それでは加藤社長、心に秘めた一言を書きください。
加藤こちらです。「努力は運を支配する」。
蟹瀬その言葉にはどういう思いが込められていますか?
加藤以前の(ラグビー)日本代表の宿澤監督が残された言葉なんですけども。ラグビーってボール楕円じゃないですか。
蟹瀬ええ。
加藤跳ねるときってどっちかわかんないです。ですから運が左右するっている分もあるんですけども。それですら努力をすることによって、ラグビーの試合の中でボールを支配できるというか、コントロールできるということです。
逆に言うとやっぱり努力は裏切らないっていうことでもあると思うので、なかなか自分が日頃仕事している中で、生活の中で実践はできないんですけども。常にこの言葉を頭に入れてやっています。
坪井加藤社長、今後の展開についてはどのようにお考えですか?
加藤私達グループはですね、過去にステートメントと言うものを発表しています。これは社内だけでなくて、対外的にも私達の事業の方向性とか価値観を表現しているんですけども。最初が「心を動かすスポーツ」。次が「スポーツの国をつくろう」。最新のものが「スポーツで叶える」。スポーツでいろんな夢を叶えるって意味なんですけども。全てに共通するのは、スポーツが持っている力ですよね。
スポーツが持っている力で皆様の生活、ライフスタイルを豊かにしていったり、社会を活性化していく。そのお手伝いをしたいということなんですけども。やっぱりこれからもそのお考えは変えずに、やっぱり地域ごとに特性がありますから、その地域に根づいてその地域に愛され続けるようなスポーツの地域一番店を全店舗で目指していこうと。一店舗一店舗がそうなることによって、集合体として会社が結果的に発展していく、そういったことを今後目指して頑張っていきたいと考えています。
蟹瀬やっぱり今の言葉を伺っていて、地域あるいは地方というのはすごいキーワードだと思うんですね?地方創生ということはよく語られているけども、現実にどんなことがなされているのかというと、なかなか見えないんですよね。
加藤はい。
蟹瀬だけどゼビオの場合は、福島という被災地に本当に中心を置いてね。そこを活性化させながらいろんなとこへ店舗を普及させていらっしゃると。そういう意味ではスポーツの域を超えた企業として、これからさらに、頑張っていただきたいなと私は思いますね。今日はどうもありがとうございました。
加藤ありがとうございました。
坪井ありがとうございました。
賢者の文
努力は運を支配する。
日々努力を重ねることによって、運ですらコントロールすることができる。
努力をすることで人生が変わり、人生が変わることで未来が切り開かれる。
努力は決して自分を裏切らない。
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