千葉のモノづくり企業がなぜ海外でも成功した?ある専門メーカーの物語
下村特殊精工株式会社
代表取締役社長
安田 保馬
下村特殊精工株式会社は大同グループの「みがき棒鋼」と呼ばれる素材加工を専門に行う企業だ。70年以上に渡り、日本のモノづくりを支えてきた。代表取締役社長 安田 保馬は自社の技術をさらに高めながら、人材育成、現場の仕組みづくりなどの改革を進める。自社だけでなくお互いが「補完」しあいながら成長するという、安田の成長戦略に迫る。
ドーキンズさて、今後の展開についてお伺いしたいんですが、どのようにお考えですか?
安田従業員自体が働きやすい点ですかね。AI等を使って設備そのものをしっかり管理していくことが、物の流れをスムーズに自動化できるところは自動化していくことが大切かなと思いますけど。
求められる人材なり、製品もそうですけれど刻々と変わっていくと思いますので、まずは自社もそういう時代に乗り遅れないように体制をしっかり取って、技術・品質を高めていきたいというふうに思っています。
蟹瀬技術による省人化っていうのはもちろんその利益を上げていく上では、効率化を高めるのは確かなんですけども、僕は従業員の皆さんの生活を守っていくという雇用の確保の部分、これをどういうふうにやってくかっていうのは、これからもおそらく経営者の皆さんの共通の悩みだと思うんですね。そのあたりをしっかり解決をしていっていただきたいなと思います。今回はどうもありがとうございました。
ドーキンズありがとうございました。
安田ありがとうございました。
敬愛の人 本田宗一郎、藤沢武夫
2つの雄が出会い、お互いを認め合い、高め合うことで大きな成果が生まれる。
バランスのとれたコンビネーション、それが企業を成功へと導く鍵となる。
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