日本の老舗製油メーカーが
目指す「小さくて強い会社」
その世界戦略とは


太田油脂株式会社
代表取締役社長
太田 健介

特選インタビュー

太田油脂株式会社は、1902年に愛知県で創業し、1930年から製油製造業に事業転換を行った老舗製油メーカーだ。その技術力と質は高く評価され、宮内庁や伊勢神宮にも献納されるほどだ。代表取締役社長 太田健介はもともとやっていた音楽活動と経営に相関性を見出し、経営戦略にも取り入れている。その大胆かつ綿密な事業展開は、日本のモノづくりメーカーの道標になる可能性を秘めていた。

成功の要因

蟹瀬 えごまオイルの成功。この要因はどこにあるとお思いですか?

太田 えごまオイルを日本のメーカーの中で、原料調達から油をちゃんと自分たちで絞って、最終製品まで仕上げる。これは一貫生産っていうのですけども、それをやっているのは日本の中でも当社だけなんですよ。

蟹瀬 そうなんですか!?

太田 もう一つの理由は、主に産地は中国なんですけれども、これはえごまオイルの特徴的な健康要素の一つなんですけども、オメガ3脂肪酸が非常に中国産の方が比率が高い、ということで中国は外せないんです。
調達のスタッフたちが現地まで行きまして、契約栽培、並びに農薬のチェック。品質のチェック、原料調達の安全性。この2点は当社の特徴的なポイントと考えています。

坪井 こちらは、愛知県岡崎市にある太田油脂の本社です。さっそく伺ってみたいと思います。

(インタビュー:生産本部 岡崎工場 製造第1グループ 油糧担当課長 皆川 将康さん)

坪井 どういう工程を経て油はできるんですか?

皆川 そうですね、こちらの方で種を磨り潰して油の方を出します。

太田油脂では、圧搾法で油を製造。圧搾された油は、三つの工程で生成される。不純物を取り除く脱酸、澄んだ色の油にする脱色、匂い成分を除去すると脱臭。生成された油は厳しい品質管理のもと、充填、包装され、商品となる。

(インタビュー:生産本部 岡崎工場 製造第2グループ 包装担当 小嶋 美幸さん)

坪井 この方はなぜ手袋をしてないんですか?

小嶋 ここはですね、油の中の異物を見るというのと、外に油がついていないかっていう検査をしますので、あえて素手でやっています。

こちらが、オメガ3脂肪酸がおよそ60%含まれるというえごまオイル。良い油を作るには、オートメーション化された現在でも、職人の長年の経験と勘が不可欠だという。

(インタビュー:生産本部 岡崎工場 製造第1グループ 油糧担当 粂 利男さん)

坪井 良い油を作るために大切なことってどんなことですか?

 例えば菜種の場合ですと、原料が入って原料の水分とか、油分を見ながらサンプルを出して測ります。このときに乾燥機で乾燥させて、それから温度管理をしっかりしてから、絞りカスの厚みをしっかり測って絞ります。

出演者情報

  • 太田 健介
  • 1969年
  • 愛知県

企業情報

  • 太田油脂株式会社
  • 放送日 2018.11.04
  • 業種 
  • 食品
  • 所在地住所
  • 愛知県岡崎市福岡町字下荒追28
  • 資本金
  • 45,000,000円
  • 売上高
  • 117億円
  • 従業員
  • 266名

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