日本のスポーツをもっと元気に!生き残りをかけた3人のリーダーたちの戦略


スポーツ・アミューズメント スペシャル
今野 晃広 / 加藤 友康 / 加藤 智治

特選インタビュー

近年では美容・健康への意識からスポーツへの注目は高まってきている。今回はスポーツアミューズメントというテーマで3人のリーダーたちのビジネスの取り組みを総集編として再編集。ゴルフシミュレーター事業、スポーツ・レジャー事業、スポーツ用品小売事業といった異なる事業の戦略をダイジェストでお届けする。業界で生き残るための秘訣、その思いとは?

ゼビオ株式会社―1973年、福島県いわき市に前身となる紳士服販売・株式会社サンスーツを設立。1979年、ファッション&スポーツをテーマにした大型店を、福島市に出店。1987年、ゼビオ株式会社へ社名を変更。2005年、株式会社Victoria(ヴィクトリア)、2009年には、株式会社Golf Partner(ゴルフパートナー)を完全子会社化。消費者目線に立った店舗づくりで改革を推し進めるのは、代表取締役社長 加藤智治。

加藤 インターネット販売とかがどんどん広がっていく中で、私たちのリアル店舗・小売業としての存在意義・商品+αの価値を、積極的に提案していきたい。

リアル店舗で新たなスポーツの価値を生み出す。加藤が唱える、新時代の体験型店舗とは?

女性マーケット トレンドを取り込む

加藤 体づくりのためにスポーツを始める女性が増えていますから、そういったトレンドを取り込むために、私達もその女性向けの商品だとかあるいはそういう商品を1ヶ所にまとめてコーナーにしたりとか、色んなことを取り組みまして、この女性向けのフィットネスなどランニングの事業というのは、5年前と比べると倍以上に広がってきています。

坪井 倍以上!?

蟹瀬 坪井さんはどうなの?

坪井 周りには確かにランニングを始める女性も増えていますし、感覚としてはスポーツが一種のファッションにもなってきているような、私自身も何かを始めるときは、やっぱり形から入るといいますか。

蟹瀬 ウエアを買ってね。

坪井 そうですね、ウエアとかシューズを揃えて、頑張るぞって自分のモチベーションを上げるということをやるんですけれども。

蟹瀬 スポーツの楽しみってすごく多様化してきているんですよね、おそらくね。

加藤 そうですね。

蟹瀬 そういう中で、顧客をどうやって増やしているかってそのあたりどういうふうに考えてらっしゃるのですか?

市場拡大

加藤 「スポーツを始める人」「続ける人」というのを、どれだけ増やすかっていうことを考えていますので、私達の立場で言いますと、スポーツを始めるきっかけを提供したりとか、あるいは背中を押したりとか、続けている方がより楽しんでいただいたりとか、上達することを考えていますので、そういったことを商品だけではなくて、サービスを通じて提供していけるかどうかというのが、鍵だと考えています。

スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店

坪井 私は今、リニューアルオープンした「ゼビオドームつくば」に来ています。一体どのようなお店なのか、早速お邪魔したいと思います!

こちらはスーパースポーツゼビオの旗艦店。スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店。ビギナーから本格アスリートまで対応した、様々なジャンルの商品数10万点を取り揃えている。2018年間、オープン以降初めての大規模リニューアルが行われた。

(インタビュー:スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店 店長 古市 薫さん)

古市 客層を拡大して、あらゆるお客様に対応するお店にしたいというところと、商品を売るんじゃなくて、体験この辺を多く盛り込んで、今までお子様に対してのサービスが我々もちょっと足りなかったという反省点も踏まえて、お店の2階にキッズランドを設けております。あわせて、「ROOKIE(ルーキー)」「next(ネクスト)」という新しい新業態を入れて、お子様向けの洋服、アパレル及びトイコーナー、おもちゃですね。そういうものを充実させていただきまして、お子様の客層にフィットするような売り場を新しく設営しております。

ゼビオでは、初心者が気軽にスポーツを始められるように、専門的なアドバイスが受けられるという。

(インタビュー:スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店 スポーツナビゲーター 松尾実香さん)

坪井 こんにちはー。

松尾 いらっしゃいませー。こんにちは。

坪井 すいません。ランニングシューズについて、相談をしたいんですけれども。

松尾 こちら最初にまずですね、足型の測定を機械で簡単にできますので。

坪井 最初にやるべきことなんですか?

松尾 そうですね、まずはやっぱり皆さん一人ひとり足の特徴というものが違いまして、そちらに合わせてお勧めする靴が変わってきますので。

専用の計測器で足のサイズを測定。右、左、それぞれの長さ、幅、重心など細部まで調べることができる。

(※測定器で足の形を計測する坪井)

松尾 ちょっと、指がどうしても全部ついてない部分があって、気になりますね。

坪井 本当だ!じゃあ私は立っているときに足の指を全然使ってないということですか?

松尾 そうです。実は走るときって、足の指を(地面に)ついて最後に指の力で蹴るんですけど、浮いてしまっていたら最後の蹴り出す力っていうのが弱いんですね。

測定したデータを元に、インソールを作成。これにより、走るときの足の負担を軽減することができるという。

(※自分のインソールを手に持つ坪井)

坪井 これが私の足のカーブの形ということですね?

松尾 そうですね。土踏まずに合ったインソールになります。お客様のゴールというのが「マラソンの完走」だったり、「ランニングを長く楽しみたい」という目的があると思うんですけど。怪我とかしちゃったら、そこが目的達成できないので、達成するために私たちが今、インソールというものを提案しています。

そのほか、初心者が間違ったシューズ選びをしないようアドバイス。また、ランニングウエアは機能性を考慮しつつ、希望のデザインを聞きながらコーディネートをしてくれる。

坪井 選んでいただいたものに着替えてきました!

松尾 どうですか?

坪井 モチベーションがね!これでやるぞという気持ちになっています。

松尾 実際に走ってみるとまた感覚が違うと思います。

こちらの店舗では、2階に設置されたトラックコースで試すことができる。走り方のアドバイスを受け、早速テストランニング。

(※トラックを走る坪井)

坪井 実際に、靴も履かせていただいて走るところまでできるのってないので、とてもイメージしやすかったです。

松尾 本当ですか!

坪井 やっぱり履きやすさが、歩くだけじゃない走ったときの感覚というのが、分かって良かったと思います。

リアル店舗の強み

蟹瀬 あえてゼビオは、リアルなとこに挑戦しているという感じがするんですけども。

加藤 はい。我々の最大の強みというのは、全国にあるお店ですし、そこで一緒に働いてくれている従業員なので。このアセットを最大に活用して、またスポーツの市場を拡大していくためには、リアル店舗でいかに価値を高めていくかということが鍵だと考えています。最近インターネット販売とかがすごく拡大してきて、アメリカだとAmazonエフェクトという風に言われて、インターネット販売が拡大するんで、リアル店舗の小売業がどんどん淘汰されていく動きが象徴されていますけども。そういった動きに対して私達リアル店舗を持っている立場からすると、当然デジタルというものについてはもっと勉強して、実際の店舗を繋いでいく。オムニチャネルとか言われますけども、そういった取り組みもしていくんですけども。やっぱり私達リアル店舗でしか持ち得ない価値というものをもっともっと、今回をきっかけに磨いていかなくてはいけないと思うんですね。実際に買い物が楽しいとか、触れるとか、試せるとか、あるいは接客を通じて、自分に合ったものが見つかるとか、そういうリアル店舗でしか得られない価値をいろんな形で検証していますので、これも一気に広げていきたいと考えます。

圧倒的な品揃えと一人一人に合わせたサービス。そして、長時間滞在しても飽きない店舗演出。それがゼビオが突き進む可能性の追求。

※出演者の会社名・役職など掲載情報は、収録当時のものとなります。
※著作権保護の観点から、記事・動画の無断転載・流用などを禁じます。

出演者情報

  • 今野 晃広 / 加藤 友康 / 加藤 智治

企業情報

  • スポーツ・アミューズメント スペシャル
  • 放送日 2019.01.28

関連コンテンツ

運営会社

株式会社矢動丸プロジェクト
https://yadoumaru.co.jp

東京本社
〒104-0061 東京都中央区銀座6-2-1
Daiwa銀座ビル8F
TEL:03-6215-8088
FAX:03-6215-8089
google map

大阪本社
〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビル23F
TEL:06-6346-5501
FAX:06-6346-5502
google map

JASRAC許諾番号
9011771002Y45040