賢者になろう!
選ばれる人になる7つの習慣
第2回 選ばれる人になる「受け取る」習慣
第1回では、「いい仕事」やチャンスは、社内のオーディションで【選ばれた人】だけが手に入れている、というお話をさせていただきました。
そこで、今回からは、あなたが【選ばれる人】になるコツを1つずつご紹介してまいります。
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あなたは、不思議に思ったことはありませんか?
みんなで同じことをしていても、人によって結果や成長スピードが大きく異なることを。
私は、コンサルティングと人材開発の仕事をしていますので、プロジェクトや研修、セミナーという形で、毎日のように多くのビジネスパーソンと接しています。
こういう仕事を通じて、いつも目の前にいる人々を見ているうちに、あることが気になって仕方なくなりました。
それが、「伸びる人と伸び悩む人は、何が違うのか?」という疑問です。
たとえば、セミナーや研修では、会場、テキスト、講師、講義内容、演習課題などはすべての参加者に共通なのに、一人ひとりの成果は決して同じものにはなりません。
すぐに華々しい成果を出して周囲の人から羨望を集める人がいれば、地味で目立たない人や、理解度の低い人、勘違いして周りとは違うことをしている人までいます。
以前、3日間の速読セミナーを開催していたときのことです。
1日目の初めに参加者の読書スピードを測定すると、一番速い人と遅い人との差はせいぜい2~3倍でした。
それが、3日目の最終測定になると、その差はおよそ40倍にまで開いていきました。
また、ある企業では、プロジェクトがスタートして半年も経つのに、担当した仕事で成果がほとんど出せずに、グズグズと言い訳ばかりしている人がいました。
ところが、同じプロジェクトには、周囲の誰もが認めるほど大きな成果を上げて、自信満々に輝いている人が何人もいるのです。
さて、みんなで同じことをしているのに、伸びる人と伸び悩む人がいます。
この差は、どこから生じているのでしょうか?
企業情報
- 公開日 2011.12.05
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