「人生は赤ボタンだ」押せばきっと明るい未来へと歩き出せる積極的精神スイッチを操れ
株式会社サイエンス
取締役会長
青山 恭明
株式会社サイエンス。2007年、現在の取締役会長である、青山恭明が設立。設立当初から、浄活水装置、マイクロバブル入浴装置などの開発、製造、販売で事業を展開している。水と空気で身体を洗う常識を変えたい。「美と健康と水を科学する」をテーマに、青山が目指す、新たな生活習慣の価値と提案とは?
青山会長とともにお邪魔したのは宿泊体験が決め手となって、ライフデザインホームで家を建てた井上さんのお宅。
福井実際に暮らしてみて、いかがですか?
客まず、お風呂が宿泊体験したときと同じようにポカポカなんですね、あがってきたら。で、マイクロバブルを使っていたらそんなに身体をゴシゴシ洗わなくてもいいので、お風呂の時間がゆっくりできる感じでいいです。
福井大手の会社がたくさんある中で、正直、失礼ですが、まだできたばかりの会社に頼むというのは不安な部分もあるのかなと思うのですが、ここに決めた決め手はなんですか?
客根郷さんが「カタチにできるようにしましょうよ」という言葉をずっと言ってくださったので、そこが決め手ですかね。すごく僕らの家族のためにしようとしてくれているというのが、言葉でずっと言っていただいていたので、あの言葉がなかったら、……ありがたかったですね。
福井ちょっとウルッときていますね?
専務取締役・根郷弱いんですよ(笑)
客すごく勇気づけられましたね。
専務取締役・根郷ありがとうございます。
蟹瀬これまで青山会長のお話を伺っていますと、本当にお客さんのことを第一に考える、今のはやりで言うと、「顧客ファースト」ということになるのですかね。そこを超えて、「お客様大好き」という感じですけれども、やはり、ビジネスと考えた場合は最低限の利益も上げなければいけないし、社員の生活も懸かっていますよね?
青山当然ですね。
蟹瀬そのへんとの兼ね合いというのはどうなさっているのですか?
青山お客様に喜んでもらうことと、経営の利益を上げることは別個のような感覚かもしれませんが、どうやったらお取引先様がもっと喜ぶか、お客様がもっと便利になって、どうやったらもっと感動してもらえるか、ということだけを一生懸命追求していると、売上と利益は自動的に上がってきます。ついてきます。だから、数字をこれだけ上げようと思ってやった事業は、僕はダメになると思っているんですね。個人の夢の自己実現というものを会社の夢に乗っけてくれと。
お客様の喜ぶ顔が見たい。お客様と一生お付き合いしたい。それが、青山が目指すサイエンスの進む道。
福井番組では賢者の文と題しまして、ゲストの方の心に秘めた言葉を一筆書いていただいております。それでは青山会長、よろしくお願いいたします。
青山はい、分かりました。
蟹瀬今回は2色で……。ちょっと見せていただけますか?
青山はい。「人生赤ボタン」。当社の社員は右の胸に赤ボタンというスイッチがあるということになっているんですね。で、左の胸に黒ボタンというスイッチがついているということになっているんです。
蟹瀬仮想のスイッチなのですね。
青山そうです。それで、実はこの赤ボタンというのは積極的精神のスイッチなんですね。で、黒ボタンは消極的精神のスイッチと。だから、人間誰しも強い前向きな自分と、「いや、できないよ」という弱い自分が二人いるんですね。赤ボタンをずっと押していますと、風景まで変わってきますから、すべてにおいてポジティブな明るい人生が歩めるということで、「人生は赤ボタンだ」ということなんですね。
蟹瀬なるほどね……。
福井それでは青山会長、今後の展開はどのようにお考えですか?
青山このファインバブルの技術、今はあくまで家庭用としてやっていますが、たとえば水処理の分野、水質浄化などでこの技術を生かして展開していきたいとか、いろいろな分野にこの技術を生かしていきたいなということもございますし、社内の中から、こういうことをやってみたいということがあったときに、どんどん取りあげてグループ展開をしていきたいなと。
蟹瀬ということはやはり、上場も当然、視野に入れながらということでしょうか?
青山自分自身、商い人、商売人として何を見て仕事をしたいかというと、やはり、先ほど言った、お客様の喜びなんですね。そうしたときに、何も上場が悪いわけではないのですが、上場する理由が見当たらないんですよ。
蟹瀬そうすると、会長からご覧になって、理想の企業というのはどういう形なのでしょうか?
青山実際に理想の企業と言えるかどうか分かりませんけれども、一生懸命、うちの会社の中で頑張ってきている人間に、やはり、夢の実現、個人の夢の自己実現というものを会社の夢に乗っけてくれ、という話をしているんですね。
だから、そういう部分で自分の、どこまでできるか分かりませんが、この10年間でできれば10人の社長を作りたいなというふうに思って、今頑張っています。
蟹瀬お若い年齢で会長にいったん、下がられたということなんですね。分かりました、謎が。
青山いえいえ、ありがとうございます(笑)
蟹瀬今回はどうも、ありがとうございした。
福井ありがとうございました。
青山ありがとうございました。
「人生赤ボタン」。人にはそれぞれ赤と黒のボタンがある。迷った時、前向きの赤か、後ろ向きの黒か…、赤ボタンを押せばきっと明るい未来へと歩き出せるはず。
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