多様な設備を扱う総合設備エンジニアリングのプロ集団、個々の成長を支える背景に迫る
三機工業株式会社
東京支社 空調衛生技術1部 技術2課 武川 隼也 |
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総務人事本部 人事部 人材開発課 池田 昂樹 |
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ファシリティシステム事業部 プロジェクトマネージメント1部 エンジニアリング1課 大川 紗都子 |
人のよさで選んだ会社。後輩にも同じ思いを。安全部門で得たスキルを人事担当として生かす。
企業の成長を支えるのは優れた人材。躍進を続ける企業には、人が育つ環境がある。若手社員の声から、その秘訣を探る「成長企業の法則」。総合設備エンジニアリングの三機工業株式会社で働く、総務人事本部 人事部 人材開発課の池田 昂樹さんに聞いた。
機械的になりがちな採用活動に、企業を支える人対人の温かさを
管理部門である総務人事本部 人事部 人材開発課は、採用と社内研修を担う部署だ。池田さんはここで、2020年新卒の採用と社内の褒賞に関わっている。
「新卒採用では面接・学校訪問やインターンシップ生の受入れなどをしています。社内の褒賞関係では、社長褒賞の事務局として、企画から表彰式まですべてをとりまとめています。今年3月までの4年間は、全社の安全管理を統括する部署で現場の安全管理のルールや仕組みの構築や、情報発信を担当していました」
この4年間で得たスキルは人事部でも大きく役立っているのだという。
「当社の安全衛生活動について、社員や協力会社の方を前にプレゼンする機会がたくさんありました。対象は学生のみなさんに代わりましたが、養われた人前で説明する能力は生かせています」
志望する学生に、同社の社風を伝えるとともに、どのような力になってもらえそうかを見極める目が必要だという。
「募集するだけでは、様々な学科の学生が集まりません。当社は建設業のなかでも多様な設備を扱う会社なので、建築系学科の学生をはじめ、機械系学科、電気系学科出身の活躍フィールドもあることを伝えることに一番力を注いでいます」
学生の立場から見た同社の魅力はどのようなところにあるのだろうか。
「私が入社したきっかけは事業領域の広さに加えて、『人がいい』のがポイントでした。就職活動時に関わった方々と一緒に働けるならと選びました。実際に人事部に入って、内定者から話を聞いても自分の専門分野が生かせるというだけでなく、社員の方の雰囲気がよかったので決めましたという声をよく聞きます」
一般的に面接や採用活動は機械的になりがちだが、同社では対面して会話する機会が多いという。
「実は先日、内定式を開催する予定でしたが、ちょうど大型の台風が近づいていました。安全を第一に考える建設会社として、いち早く中止を決めて内定者に電話をしました。内定者の安全を優先的に考えるのも私たちの務めです。日を改めて内定式に代わるイベントを開く予定です」
池田さんにとって、5年後の自分をどう見据えているのだろうか。
「チームをまとめる立場になっていたいと思います。プレイヤーとして一流になっているのはもちろん、プレイング能力とマネジメント能力を兼ね備えていたいです。ひとつ上の視座に立って、課長や部長の目線で仕事を動かせる人材になりたいと思います」
その大きな成長を見据えた次のステップに向けて、目を輝かせて語ってくれた。
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