多様な設備を扱う総合設備エンジニアリングのプロ集団、個々の成長を支える背景に迫る
三機工業株式会社
東京支社 空調衛生技術1部 技術2課 武川 隼也 |
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総務人事本部 人事部 人材開発課 池田 昂樹 |
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ファシリティシステム事業部 プロジェクトマネージメント1部 エンジニアリング1課 大川 紗都子 |
銀行店舗の開設や移転、レイアウト変更。協力会社の方と力を合わせて取り組む喜び。
企業の成長を支えるのは優れた人材。躍進を続ける企業には、人が育つ環境がある。若手社員の声から、その秘訣を探る「成長企業の法則」。総合設備エンジニアリングの三機工業株式会社で働く、ファシリティシステム事業部 プロジェクトマネージメント1部 エンジニアリング1課の大川 紗都子さんに聞いた。
一般オフィスとは異なる仕様を学ぶ。銀行の将来像を見据えた店舗設計を。
ファシリティシステム事業部では、オフィスなどの構築や移転にかかわる設計とプロジェクトマネジメント、さらには戦略や運用面のコンサルティングなどに取り組んでいる。ここで金融機関を担当しているのが大川さんだ。
「銀行の移転やレイアウト変更のお手伝いをさせていただいています。銀行の各支店のレイアウト変更や新規店舗の開設、移転時の引っ越しをサポートするのが仕事です。入社してから担当しているのは、大規模な支店を移転するプロジェクトで、私を含め3人で担当しています。2019年の秋頃まで続くプロジェクトですが、これ以外にも、小規模な移転プロジェクトがいくつか並行して進んでいます」
現在は、徐々に建築施工図が出来上がってきており、そのチェックなどをしている段階だという。
「銀行は普通のオフィスとは仕様が違って、例えば通用口には、入退室を厳しくチェックする特殊な機械があります。これをどこにどのように取り付けたら使いやすいかなどを考えて設計しています」
銀行の移転やレイアウト変更には、物流、セキュリティ、情報システム、LAN、電気、空調、サインなど多数の協力会社が関わる。
「このプロジェクトには専門の協力会社が多数関わっています。はじめは、この仕組みを覚えるだけで大変でした。たくさんの協力会社の方々が、ひとつのプロジェクトをやり遂げるために全員で一致団結して仕事をしている姿が好きですね。私もまだまだ未熟なので、協力会社の方からいろいろと提案をいただきながら、仕事をしています」
移転やレイアウト変更が終わったあと、お客様から感謝の言葉を頂けると大変うれしいという。
「今はネットで銀行振込はもちろん、口座開設までできますから、私自身も店舗に行く機会があまりありません。銀行そのものが大きく変化しています。私たちも銀行のあり方を先取りして、これからの時代にどのような銀行が求められているのかを踏まえ店舗を設計しなければと思います」
大川さんに5年後の自分の姿を想像してもらった。
「5年後には、複数の案件をこなせる一人前のプロジェクトマネージャーになっていたいと思います。そのために、先輩からの指導のもと、大小さまざまな案件を経験し、それを積み重ね、自分自身を磨くことが大切だと感じています」
いずれは銀行の支店や店頭窓口だけでなく、銀行本部オフィスなども手がけてみたいと意欲を語ってくれた。
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