アパレル否定型アパレル。「魔法のパンツ」で百万人の笑顔を目指すブランドとは?!
株式会社バリュープランニング
代表取締役社長
井元 憲生
「ファッションの街」としても知られる神戸で起業し、アパレル業界に一石を投じる会社、バリュープランニングがある。「魔法のパンツ」と呼ばれる独自のストレッチパンツは発売以来これまでに600万本以上販売しているという。バリュープランニングを牽引するリーダー、井元憲生の実践するビジネスモデル、成長戦略、その全容を明かにする!
白石本日のゲスト、株式会社バリュープランニング代表取締役社長の井元憲生さんです。よろしくお願いいたします。
井元よろしくお願いします。
蟹瀬背が高いですね。何センチおありですか?
井元188cmあります。
白石うわーっ!
蟹瀬大きい!
白石早速なのですが、バリュープランニングの特徴を一言で言いますと、どのような会社なのですか。
井元当社はね、婦人服のストレッチパンツを専門に扱っているメーカーでございます。
蟹瀬今人気だそうですね。
白石そうですよね。
井元おかげさまで、ありがとうございます。
白石詳しくお伺いしていきたいと思うのですが、番組では三つのキーワードで進行させていただきます。まず最初のキーワードは何でしょうか。
井元「アパレル否定型アパレル」でございます。
蟹瀬アパレルを否定したアパレル。どういうことなのでしょうかね、楽しみです。よろしくお願いします。
井元お願いします。
白石それではここで井元社長のプロフィールをご覧ください。
株式会社バリュープランニング代表取締役社長井元憲生は1953年兵庫県に生まれる。1976年追手門学院大学を卒業後、アパレル会社に勤務。1994年6月に株式会社バリュープランニングを設立、パンツ製造卸をスタートさせる。2000年には女性用ストレッチパンツ専門店「ビースリー」をオープン。そして2014年3月経済産業省から「がんばる中小企業300社」に選定され、現在に至る。
白石今回は「魔法のパンツ」ということで、とても楽しみにしてきたのですけれども。こちらがその噂の「魔法のパンツ」ですね?
井元そうですね。
白石ちょっと触ってみてもいいですか?
井元どうぞ。
白石あっ! すごくパンツ自体軽いですよね。
井元軽いですね。
白石生地もすごく柔らかそうなのですけども。
蟹瀬やっぱり伸びますね!
白石すごく伸びますね!
井元それがね、よく伸びるのが特徴なんです。ブランド名が「ビースリー(B-Three)」っていうのですけど、Fit Better、そしてLook Better、で、もう一つはFeel Betterのベターが3でBスリーっていうのです。
井元つまり、履き心地がいい。で、もう一つはLook Betterで
井元見た目、すごく脚が長くなる。脚は長くはならないんですけど。(笑)
蟹瀬長く見える。
井元長く見えるってことですね。
白石大事です!すごく大事です、それは。
井元で、もう一つの特徴は、
井元肌ざわりが非常にいいんです。これ触られるとちょっとわかんないんですけど、はかれると……。
白石そうですか?
井元いわゆる感覚、触覚で感じていただけると。この三つのベターですね。それが商品特徴ですね。もう一つプラスワンということで、ノンメンテナンスってことで、
井元あまりシワにならないとか、あるいは洗濯を家庭洗濯でできるということを考えてパンツを製作しています。
蟹瀬女性から見てどうなんですか? そういうパンツっていうのは。
白石まさに魔法のパンツですよ。いくらデザインが良くても、機能があまり充実していないパンツもありますから。やはり動きやすいというのは望みでもありますしね。
蟹瀬魔法の種っていうのは、やはり素材とか織り方とか、いろいろそういうところにあるのですか?
井元今世の中に存在している、よく伸びるパンツっていうのはたくさんあるんですけど、60パーセントぐらいはニットなんですね。編み物。
蟹瀬そうですね。
井元織物が約40パーセントぐらいなんですけど、その織物の中の約30パーセントぐらいはワンウェイって言いまして、縦と横糸がありますと、片方だけ伸びるということなんですね。私達のパンツの特徴っていうのは、ツーウェイ。だから縦糸も横糸も伸びるということです。ですから360度、いわゆるマルチで伸びるパンツということで、我々は企画をしています。
蟹瀬僕はあまり詳しくはないのですけれども、ストレッチパンツってあるでしょう?他の会社も作っていますよね?
井元これはけっこう難しいところがありましてね。
蟹瀬他の会社も作れるでしょう?
井元それは、なかなか来られない理由がありまして。よく伸びるっていうことなんですけど、伸びっぱなしになるんですよね、ツーウェイになると。
蟹瀬(笑)そうなんですか?
白石伸びっぱなしになるんですか? えーっ!
井元そうなんですよ。で、伸びっぱなしになると、膝が抜けたり、お尻がこうなんかこう……。
白石かっこ悪いです。よくなるのです。
井元こうなるんです。それがリスクとしてあるんですよね。で、製造的にも非常に難しい。
蟹瀬同業他社は、そうするとなかなか追従できないような状況ですか?
井元そうですね、我々はそこの専門会社なので、それを専門に扱う会社が今日本に存在しませんから、私達が一所懸命それを作っているということですね。
蟹瀬機能性ももちろん売っていく上では大事だと思いますけど、もう一つ、人間の体は、いろんな体型があるわけですから、当然サイズをいくつか作らなきゃいけないと思うのですが、その辺のバリエーションというのはどういう風に?
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