働き方改革も支える！「決断のスピード」で世界のITインフラの中心的存在へ

働き方改革

蟹瀬さて、日本では今働き方改革という、いわゆるワークライフバランスが大変大きな話題になって、しかも日本にとっては課題だと言われているのですが、自宅に仕事を持って帰ったり、あるいは働いている場所が会社以外の所というケースが段々増えてますよね。その辺のセキュリティ管理というのはこれからもっと難しくなるんでしょうかね？

TJいい質問ですね。自宅から仕事ができれば、ワークライフバランス・家庭と仕事の両立がうまくいくという考え方があり、過去数年は大きなトレンドとなっていましたが、実は現在アメリカはその流れに異を唱える動きも出ています。一部の企業では自宅勤務制度が廃止になったりしています。

しかし、情報セキュリティの側面からいえば、現状では自宅勤務とオフィスでの勤務にそこまで大きな差は存在しません。現在は従来型の「従業員」ばかりではなく、パートナーや顧客など「外部」とどのようにコミュニケーションするかが課題です。実はこの「外部」と「自宅」は根っこの部分では同じものであると考えることもできます。

最終的に問題になるのは、いかに自社のシステムを安全に保ちながら必要な人間に情報へのアクセス権を与えていくかということなので、リスク管理という観点では実は同じものを目指しているということが言えるかと思います。このように考えると、自宅勤務の導入をしたからといって必ずしもセキュリティリスクが上昇するとは言えません。正しいマインドとインフラさえあれば、自宅からもオフィスからも効率よく安全に働くことのできる環境ができると考えています。

蟹瀬やっぱり今日お話を伺っていて、IT環境というのをどういう風に整理をして効率化して安全にするかということがこれからの課題になっているという気がしますね。

TJITとは「インフォメーション・テクノロジー」の頭文字ですが、これは同時に「イノベーション・トランスフォーメーション」の頭文字でもあります。がむしゃらに働くことだけを重視するのではなく、結果中心に考え、生産性・効率向上に注力することに最近は重点が移っていると思いますし、アブポイントもそうでありたいと思っています。

世界をリードするIT技術で新しいワークスタイルを提案。それがアブポイントのイノベーション。

Leader’s Choice

福井さて、番組ではLeader’s Choiceと題しまして、ゲストの方に「選択の基準」「敬愛の人」「賢者の文」この三つのカードの中から一つを選んでいただき、お話しいただきたいと思います。それではTJさん、よろしくお願いいたします。

TJAlright.

蟹瀬「選択の基準」ですね。

リーダーとして何かを選択する時の基準–Leader’s Choice

蟹瀬TJさんにとって選択の基準というのはどうなんでしょう。

TJエグゼクティブとしてもまた個人としても、決断を下す際に最も重視しているのは、決断のスピードです。その問題に関する様々な視点からの情報を可能な限り迅速に集め、集まった情報に基づいて素早く決断を下すようにしています。スピーディーに決断を下すことができれば、もしその選択が誤りでも迅速に対処・対応し、体制を立て直すことができます。

私は「グローバルすべてに当てはまる正解はない」と考えています。その局面局面で最適なソリューションや回答は変わってくる。その場で最適と思われる決断を素早く下し、間違いであった決断は素早く修正して前進することを重視しているので、迅速に決断を下してどんどんと前に進んでいくということを基準にしています。

福井やっぱりこう後ろを見ない、もうどんどん突き進んでいくっていうのが、本当に生きている選択の基準ですよね。

蟹瀬やっぱり失敗を恐れない、失敗をとにかく繰り返していく際に成功があるんだと、それからスピードが大事だと、この二つがこれからのスタートアップにはとても大事な要素だという話をたくさんの人から伺ったんですね。まさに今日そのことを思い出させていただきました。どうもありがとうございました。

福井ありがとうございました。

選択の基準。スピーディーな決断。決断を下すのは早いほうが良い。たとえその決断が間違っていても、スピーディーに決断をすれば修正する時間が持てる。即決を恐れずにどんどん前へ進むのみ。

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