美容技術で心身の健康を追求(vol.4)


BUSINESS FLASH

約30年前、ニューヨークに渡り〝アメリカンドリーム〟を実現した日本人美容師が今月、兵庫県西宮市に日本第1号店をオープンした。
マンハッタンのロックフェラーセンターにある美容室「サロン ヴィジン ニューヨーク」オーナーの南田稔さん(57)である。

渡米したのは1979年、25歳のときだった。
ビザをとるのも大変な時代に単身、異国で苦労を重ね、7年後の86年、ロックフェラーセンターに初めての店舗をオープンした。

その後、日本のストレートパーマ技術を持ち込んで、アメリカ人でも髪の傷まないパーマ液を開発するなど、斬新な活躍で注目を集めた。
91年には日本商工会議所の要請でアトランタにも出店した。

南田ーー美容技術そのものが海外の技術ですから、アメリカに身を置くことで本物の技術が習得できると思いました。

南田さんを頼って、若い日本人美容師たちが渡米してくるようになり、自分の店舗で育てるようになった。
「サロン ヴィジン ニューヨーク」は今、若い日本人美容師たちの熱気であふれている。

南田ーー私はいま、美容師の育成に最も注力しています。その指標にしているのが京セラ創業者の稲盛和夫さんです。
7年前、稲盛さんがニューヨークに開いた盛和塾に入り、『利他の心』を学びました。
この心で若い美容師を育て、世界に通じる本物の美容師を育てたいのです。

日本第1号店のスタッフは全員、英語と日本語が話せる。
南田さんは年に数回カンボジアに出向き、ヘアカットのボランティアもしているが、今後は若い美容師たちも連れていくという。
美容師の仕事は社会に貢献できるものであることを教えるためだ。

南田ーー私は日本に出店するためにアメリカに渡りました。そこで学んだ世界に通じる美容技術と、美を総合プロデュースするという精神を、全国に展開していきたいと考えています。

〝美の総合プロデュース〟とは、外観だけでなく、内面からも美しくなるよう、心身ともに健康な状態をつくっていくという新しい美容の概念である。

この概念は日本第1号店に見事に具現化されている。まず、場所は都心ではなく、西宮市の中でも癒しの風情がある閑静な夙川(しゅくがわ)を選んだ。

店内の環境にもとことんこだわり、壁や床、天井に天然素材を使用しただけでなく、マイナスイオン発生装置も導入した。
使用する美容商品も大半が天然素材。さらに、椅子の座り心地にも妥協せず、一脚60万円前後のコストをかけた。

南田ーーこれからの美容は健康の追求なしに語れません。その意義をこの店舗で体感していただければと思っています。

まさしく新時代の美容院である。

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