賢者になろう!
選ばれる人になる7つの習慣
第4回 選ばれる人になる自己投資の習慣
そのために最適な方法が、読書です。
読書を生活習慣の一部にして、最低でも1週間に1冊以上のペースで、本を読み続けていきましょう。
また、選ばれる人は、仕事に役立つ業界紙や専門誌を「定期購読」しています。読みたい記事が載っている号だけを買うのではありません。
なぜかといえば、人間には、自分が好きなものや知っていることは、もっと知りたいと思う反面、興味のないことや知らないことは、いつまでたっても学ぼうとしない、という習性があるからです。
この本能的な習性のまま情報収集をしていると、どうしても持っている知識や情報が偏り、視野が狭くなり、やがて「オタク」と化していきます。
それは自動的に、ポテンシャルの偏りと人格のアンバランスを意味します。
これでは、上司や顧客などから見れば、「バランスの悪い人」という評価になり、大事な仕事には選ばれません。
そこで、バランスよく情報収集しながら、自動的に視野を広げていくのに有効なのが、定期購読という方法です。
ちなみに私は、いくつかの専門誌と新聞を定期購読しています。
毎朝、自宅に新聞が配達されると、コーヒーを飲みながら全ページに目を通していきます。
もちろん、興味のある記事はじっくりと読みますが、あまり関心がない記事でも機械的に目を通していきます。ここがポイントです。
あまり興味や関心がないテーマでも、見出しや大きな文字の部分だけでも強制的に目に入れていくと、最低限の情報はインプットされますので、自然にムリなく自分でものを考える時の視野が広がっていきます。
ですから、新聞や専門誌などを読むのなら、定期購読をおすすめします。
買い忘れることもないし、自分が知らないことを新しく知ることができるので、視野を広げるのに有効な方法です。
さらに、選ばれる人は、日頃の読書をインプット行動の基本に据えて、さらに、月に1回以上は、研修やセミナーに積極的に参加しています。
昔から、「将来欲しい年収の5%分を自己投資する」という考え方があります。
たとえば、年収1,000万円を目指す人なら、年間でその5%=50万円。
年収500万円を目指している人なら、年間でその5%=25万円。 それだけの費用を、自分のスキルアップや教養を高めるために使いなさい、という考え方です。
あなたはいま、年間でいくらを自分のスキルアップのために投資していますか?
その20倍の金額が、近い将来のあなたの予想年収になります。
ぜひ、自己投資の予算を決めて、お金と時間をあなたの将来のために、投資し続けてください。
最も堅実でリスクがなく、効果の高い最高の投資が、自己投資なのです。
次回は、「選ばれる人になる人付き合いの習慣」をご紹介いたします。
次回までに、しっかりと読書をして、知性と教養を身につけておいてください。
企業情報
- 公開日 2011.12.19
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