不動産を中心とした幅広い事業で躍進するコーニッシュの若手社員に聞く、事業の魅力と働きがいとは?!
株式会社コーニッシュ
株式会社コーニッシュ 大阪本社 不動産事業部 今村 健人 |
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株式会社大阪農林会館 プラザ梅新ホテルマネージャー 山口 王子(おこ) |
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株式会社ラインビルド 営業 伊東 宜浩 |
総合不動産業の一翼を担うPM、BM事業を展開
バリューアップとテーマの明確化で100%稼働
企業の成長を支えるのは優れた人材。躍進を続ける企業には、人が育つ環境がある。
若手社員の声から、その秘訣を探る「成長企業の法則」。
不動産の創造・再生、仲介、土地活用、地域サービスなど手がける株式会社コーニッシュのグループ企業、株式会社ラインビルドで働く、営業の伊東 宜浩さんに聞いた。
健康や美を物件のテーマに掲げ、テナント相互の送客システムも
総合不動産業として多角的な事業を展開するコーニッシュグループの中で、株式会社ラインビルドはプロパティマネジメント(PM)とビルディングマネジメント(BM)事業に取り組んでいる。
「PMは、預かっている不動産に最大の収益パフォーマンスをあげさせることがミッションです。単に満室稼働を目指すのでなく、テナントが当該ビルに入居したことで収益が上がったと言ってもらえるように、テナントのお客様にも配慮して建物の運営・維持管理(BM業務)を行います。テナントの営業を側面で支援することも行います。テナントが満足すれば、賃料引き上げにつなげることができます。また、PM・BM業務以外にも、不動産売買の仲介、収益不動産の買取など多岐の業務に取り組んでいます」
コーニッシュグループ各社は、不動産の資産価値を保全、引き上げるため、専門性を生かして位置づけを明確にして業務を推進している。
「当グループは、38カ所のオフィスビルをはじめ、商業施設、賃貸マンション、温浴施設など幅広い物件を多数保有しています。私は旗艦物件であるプラザ梅新ビルなどを担当しています」
伊東さんは求人情報媒体の営業や、看護師の就職コンサルティングを経て入社。高いコミュニケーションスキルが現在の業務にも生きる。
「父が不動産事業をしており、背中を見て育ちましたから業界に関心を持っていました。なかでも当社は、総合不動産業として、事業領域が多岐にわたります。自分自身が大きく成長できる環境だと思い、選びました。業界が違うと考え方も違いますから、1からの勉強でした。それでも入社当時から裁量を与えてもらい、自分で目標を決めながら取り組んでいます」
担当するプラザ梅新ビルはもともと大手リゾート企業が大阪の拠点としていたビルで、当社はホテル事業の運営などを受託していた。昨年、リゾート企業の拠点が移転し、空き区画が多数発生した。
「そこで、築40年で老朽化したエレベーターの入れ替えや共用部分のリニューアルなど、新たなお客様に受け入れられる物件としてバリューアップしました。また、健康志向や高齢化社会など今後を見据え『ヒューマンヘルスおよびビューティー』をリーシングのテーマに掲げました」
その結果、がんの遺伝子治療クリニックや24時間フィットネス、室内ゴルフ練習場、痩身エステ、脱毛クリニック、和装販売店などの入居が決まり、オフィス商業フロアは100%の稼働率を達成した。
「物件のテーマを明確にすることで、テナント様相互の送客システムも生まれています」
伊東さんは今後はさらに同社で経験を積み重ね、不動産に関する広範なスキルを身につけたいという。父の背中を追いかけ、将来の独立を目指したチャレンジは続く。
株式会社コーニッシュは「提携事業関係マネジメントシステム」の構築を積極的に推進してきた。その取り組みが認められ、BSIジャパンからアジア初となるISO44001の認証を受けた。
今後はISO44001のシステムを活用し、取り扱う幅広い不動産関係業務の効率化を図るとともに、各業態で保有する資源・ノウハウを業態を超えて有効活用し、さらなる発展へつなげていく考えだ。
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