初の宅配ロッカーを生む「お客様にサービスしかできない」24時間顧客主義
株式会社フルタイムシステム
代表取締役
原 幸一郎
目まぐるしく変化する世界経済と地球環境、かつてない変化とスピードの時代に我々は、どう向き合うのか?時代を牽引する賢者にその答えを聞く。ターニングポイント、賢者の選択。宅配便年間取扱量32億個。不在時でも受け取れる宅配ロッカーで成長を続ける株式会社フルタイムシステム。
蟹瀬あの頃は、小田さんの影響を受けて皆、若者はいろんなところに行った時代ですけどね。
原そうですね。ちょうど360円で解放された年じゃないですかね。500ドルだけ持って行けるという。
蟹瀬そうですね。
原そうそう。
蟹瀬しかし、放浪されている。放浪っていう言葉が良いのかあれですけどもね。
原世界一周。
蟹瀬その時に、既にベンチャー企業としてこういうの立ち上げてやろうという意欲っていうかそんなのがあった……。
原そうですね。意欲っていうか、世界をまずは見たいなと学生のころから思ってましてですね。ラグビーの遠征がニュージーランドであるっていっとったったんですけど。ニュージーランド言ったらヨーロッパ行ったろうかなと思ってたんですよ。だけど、それが40年不況で延期になっちゃったもんですから。これは、もうよし行けっていうことでアメリカへ。
蟹瀬アメリカっていうのは、どういうご経験?
原アメリカは行きまして。リュックサックもって日本の旗立ててですね。坊主になって、よし行くぞと。みんな送りに来ましたけどね。そのまま着いて。アメリカ着いてからいろいろアルバイトした後で商売ね。
蟹瀬向こうでは、単に観光旅行というよりは事業みたいなものもおやりになった?
原行ってすぐいろいろ見てましたけども、向こうの青い空と街角がすごいじゃないですか。あれ見てたら燃え上がる事ばっかりですから。急に明るくなってですね。そこで、boardinghouse(長期滞在用の宿泊所)入って。小田さんのに載ってましたから。そこに入ってね。アルバイト始めたんです。それからちょっとしているうちに、僕も商売人ですから。これは、むずむずしてきてですね。やったアルバイトの経験で、サンファランドバレーいうとこ行ってヘンリー原っていう名前を付けて……。
蟹瀬自分で付けたんですか?
原自分で付けました。ヘンリーフォードからとってね。よし行ったろうと。よし、これで商売やったれと。家に関わる事をやったわけですけどね。新聞広告出して、そこで夜中とか。僕は、夜しか帰って来ないじゃないですか。いろいろメンテしたり見に行ったり見積もり取ったりせなあかんので。
蟹瀬ええ。
原それをコールハウスに。コールセンターですな。そういうコールハウスがあってですね。すごい人数でやってましたけど。すごい頼んで、夜帰って来てそこに頼んで。そこにホームステイしたり、帰ってきてですね。1日のニュース集めたり。そしたら朝からアポイント取ったりしてですね。
蟹瀬まだ日本では、コールセンターなんていうのは……。
原無かったですね。
蟹瀬既にそういうシステムをご覧になってたと。それが、あれですか。今のお仕事の体系になってると。
原まさに、それにつながりました。
蟹瀬そして、帰られてセメント会社に勤務されて……。
原セメント会社でセメントの販売というのは、紐付けてお願いしてセメント売っているわけですけど。その時に、たまたまある商社さんがマンションを建てられると。
石田はい。
原これはもう生コンみんな頼んまっせーと、こうぶわーいうとったんですけど。そのうち、建てはった後どうするんですか?ということになって。もう管理は、うちにやらせてくださいよと言ってですね。その頃は、マンション関係は無かったですからね。
蟹瀬具体的には、どういったような業務になるんですか?
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