賢者になろう!
第7回 選ばれる人になるココロ磨きの習慣
多くの社会人にとって、悩みとストレスの最大の要因は人間関係です。
実際に、転職を考える人が、その理由の第一に挙げるのは、職場の人間関係。
対人関係で怒ったり悩んだりしている原因は、様々なタイプの人間に接するときの自分の心理傾向をわかっていないからです。
自分がわかっていない。
ゆえに、目の前で起こっている現実や、目の前にいる人間をそのまま客観的に受け入れることができず、理解できず、悩むのです。
ですから対策は、自己理解を深めること以外にありません。
自分の心理傾向をしっかりと自覚するためには、自分のココロと冷静に向き合い、意図的に静かな思索と反省の時間をつくる必要があります。
「キャリアカウンセリング」では、自己理解を深めるためのお手伝いもしています。
「ワークスタイル診断」という診断ツールも用意していますので、客観的に自分の傾向を知るのに効果的です。
このような意識的な努力によって、人は少しずつ自己理解を深めていきます。
すると、状況対応能力が高まるので、むやみに悩んだりストレスを感じたりする機会が減り、その場をうまく切り抜けられるようになります。
さらに、自己理解が深まると、物事や相手の良い面をたくさん見つけられるようになるので、ココロが素直でポジティブな感情に満たされ、チャンスをつかみやすく、人間関係やコミュニケーションが上手くいくようになっていくのです。
このように、自己理解を深めることがココロ磨きのベースとなり、「選ばれる人」に近づいていきます。
ココロ磨きの具体的な方法については、書籍『選ばれる人になる34の習慣』の6章で詳しくご紹介しています。
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さて、次回は、あなたがその他大勢の人から抜け出して、リーダーシップを発揮するための「選ばれる人になる少し差がつく習慣」について、ご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに!
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- 公開日 2012.01.23
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