賢者になろう!
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…時代の流れと自分の才能と
第5回 日本の経営の神様!
松下幸之助の成功の秘密に迫る!
では、この時代に急激な成長を遂げさせる事が出来た松下幸之助氏の資質バランスをみていきましょう。彼の生年月日から、西洋占星術で星の要素を導き出してみました。
太陽:いて座 ⇒ 火のエレメント
月:いて座 ⇒ 火のエレメント
水星:さそり座 ⇒ 水のエレメント
金星:いて座 ⇒ 火のエレメント
火星:おひつじ座 ⇒ 火のエレメント
これを資質バランスに置き変えてみると
デジタル&ハード 80%
デジタル&ソフト 0%
アナログ&ハード 0%
アナログ&ソフト 20%
彼が生まれたのは1894年。起業した年が1917年。23歳の時です。デジタル&ハードの時代に「デジタル&ハード」の要素を80%持つ松下氏には、水を得た魚のように仕事をガンガンこなしていける時だったでしょう。一番、自分の才能を発揮できる時に、動けるだけ動き、会社の礎を築いた事で、いい人材が集まりやすい環境を作ったのでしょう。
松下氏は「デジタル&ソフト」の要素は0%ですが、会社としては1933年には事業部制を導入、1935年には株式会社化しています。トップである松下氏自身の要素よりも、各事業部の担当者の要素がクローズアップされ、成長していく会社となっていったと思われます。
その後、戦争により、軍事産業に参入、戦後、制限会社(財閥指定)を受ける事になってしまいます。この危機も、自身でPHP研究所を設立するなどして倫理教育を乗り出し、世評を高め、労働組合からの懇願により、GHQから制限会社の指定は解除されています。この時の時代背景は「アナログ&ソフト期」。会社としての大きな岐路の場合には、トップである経営者の要素が関わってくるのかもしれません。彼は、自身の資質バランスでは「アナログ&ソフト」の要素が20%持っています。会社の危機の時に、周囲からの助けも借りながら脱出することができたのも、彼の成功の秘訣でもあるでしょう。
企業情報
- 公開日 2011.11.21
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