賢者になろう!
賢者になるには賢者から学ぶ!
…時代の流れと自分の才能と
第5回 日本の経営の神様!
松下幸之助の成功の秘密に迫る!
最大の危機を乗り越えた後は、各事業部の担当者の才能を活かしていき、世界的な企業へと成長。1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)での松下館の盛況ぶりは有名です。ちょうど、この時期は「デジタル&ハード期」が始まる1年前でしたので、より効果が高かったでしょう。
松下氏は1973年には現役を引退し相談役へと退いていますが、松下政経塾を設立するなど、精力的に動いています。彼がこの世を旅立つのは、1989年。デジタル&ハード期が終わり、デジタル&ソフト期に入った数年後です。きっと思い残すことなく、旅立ったことでしょう。
最後に、「時代の流れと自分の才能を活かして賢者になるには?」のまとめとして…
1.自分の才能と時代が合っている場合には、自然にビジネスは成長します。その才能が特化していたならば、「歪み」に注意すること
2.自分の才能が時代に合っていない場合には、その時代にあった才能を持つ人材を周囲においておくこと
3.自分の「想い」だけでなく、時代の流れを冷静に分析すること
今が時代の転換期になっている事は、現在の経済状況でも消費者の消費行動でも明らかです。過去の事例を参考にする場合は、今から1サイクル前、1957年前後を参考にするといいかもしれません。
「時代の流れと、ご自身の才能」を分析され、より皆さまが飛躍されていく事を心よりお祈り申し上げます。
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- 公開日 2011.11.21
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