女性視点がビジネスを変える
女性が結婚をしても出産をしても
普通に働ける社会になってほしい。
私はずっと思ってきたことがあります。それは、女性が結婚をしても出産をしても普通に働ける社会になってほしいということ。
欧米、特に北欧のような社会になってほしいと10代の頃からずっと願って、自分にできることをしてきました。男女雇用機会均等法が施工されて25年経ちますが、現状はまだまだ難しいんです。
私はずっとフルタイムで働いてきましたが、自分が見本でありたい!そうやって示すことで少しずつでも社会が変わるはず!という強い想いで、正直自分の家族を犠牲にしてきました。今も家庭と仕事の両立に悩む女性は多いし、相談を受けることもあります。
長い経験の中で「女性が起業する」というのは、女性が仕事を続けていくひとつの選択肢としてとても有効だと実感しています。女性の仕事と家庭の両立は、女性にとって永遠のテーマでありますが、少しずつしか変わっていかないとも感じてます。
ただ、私の行動も含めてひとり一人の力が、微力ではありますが無力ではないと思っていますので私にできることなら、こちらは費用にこだわることなく女子大や男女共同参画センターでの講演、雑誌、新聞、TVなどの取材にも積極的にお受けしています。
そうすることで、活き活きと仕事も家庭もがんばれる女性が増えて、そのまわりにいる男性も子どもさんにも笑顔や元気を提供できるのではないかという願いをこめて、社会に役立ちたいと思ってます。
私は、ずっと仕事はしていきたいので、今まで通り仕事も家庭も大事にしていきたいです。 仕事をしている私も家庭の私もどっちも私らしくやっていてラインを引いて分けてはいないです。
ただやはり、夫、娘、母の家族を含めて、まわりの多くの方の協力があってこそなので常に感謝を忘れず、無理せずにマイペースで進めていきたいです。
ただ、ひとつ決めていることは、考えすぎると迷ってしまったり機を逃したりするので、即決して即行動してから、あとは「レット・イット・ビー」でなるようになれ~!とすることにしています。起業してから毎日が選択の連続なので、より鍛えられていってますね。
子育て中の女性が安心して働ける環境がもっと整えばいいなあと思います。公務員や一部の大企業では進んでいるようですが、中小企業ではまだまだ難しい状況です。
子育てのため、仕事を辞めてしまって一段落してから働きたいと願っても社会復帰できなくなっている女性は数多くいます。実は、子育てから得るノウハウって仕事にいかせることも多いんです。そんな女性たちの活躍できる職場がもっともっと増えるといいなあと願っています。
いま注目のビジネスウーマン
ビジネスの世界になくてはならない女性の力。そのトップを走るパワフルなビジネスウーマンの方々に、自身のお仕事や価値観についてお話しいただきました。
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- 公開日 2011.11.17
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