幅広い4つの事業でスマートライフをサポートする、マクセル株式会社の成長を支える若手社員に迫る
マクセル株式会社
ライフソリューション事業本部 生産本部 生産管理部 業務課 高階 裕斗 |
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エナジー事業本部 電池本部 MD技術部 水溶液系電池設計課 鳥井 弘渉 |
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光エレクトロニクス事業本部 ユニット事業部 プユニット製品部 設計第2課 馬場 雄輔 |
幅広い業務に携わることで得られる経験 その積み重ねが確かなスキルアップに
企業の成長を支えるのは優れた人財。躍進を続ける企業には、人が育つ環境がある。若手社員の声から、その秘訣を探る「成長企業の法則」。エネルギー、産業用部材料、電器・コンシューマー製品メーカーのマクセル株式会社で働く、ライフソリューション事業本部 生産本部 生産管理部 業務課 高階 裕斗さんに聞いた。
生産管理部は「なんでもやる部」豊富な業務にやりがいを感じる
主に理美容製品やマッサージチェアのメカ、アルカリイオン水生成器などの製造を手がけるマクセル株式会社 九州事業所(福岡県田川郡福智町)。高階さんは同事業所で作られる製品の生産管理に携わっている。
「九州の工場では電動のシェーバー、フェイスケア用の保湿サポート器、ドライヤーなどを製造しています。私は主に海外向けの製品を担当しており、工場の生産ラインの調整や、物流部門と連携してトラックや船便を手配するなど製品の出荷に関わる仕事をしています」生産管理部の担う業務領域は幅広い。
「基本的には製品の生産調整と出荷担当なのですが、けっこう『なんでもやる部』なのです。お客様が来られた際に営業担当と一緒に来客対応をしたり、生産の調整時には製造ラインに入ることもあります。中でも、部内で、私は若手なので、とにかくいろいろなことをやらせてもらっています。その経験は他ではなかなか得られないスキルとして、着実に身についてきていると思っています」
多岐にわたる業務に携われることは、大きなやりがいになる反面、大変なこともやはりある。
「業務が多岐にわたることで、直属の上長だけでなく指示系統が多いのです。品質保証や設計部門から、お客様にお送りする海外向けの英語文書の校正を引き受けることもあります。求められるものが多いので、付いていくのがやっとということもあります」
外国語学部在籍時から、漠然と日本のメーカーで海外取引に関わりたいという希望を持っていたのだという。ひとつ目の夢は、現在の職場で実現した。
「ASEAN向けにアルカリイオン水生成器の輸出を立ち上げたプロジェクトは、自分にとって大きな達成感がありました。製品の設計や開発は設計部門、部材の調達は調達部門が行い、製造部門が製造するのですが、それ以外、数字のとりまとめや関税・通関書類の作成、出荷スケジュールの調整、アジア担当の営業部門とのやり取りなどを初めてひとりで任されました」
仕事に取り組む情熱とともに、関わる多くの社員からは、温かさを感じるという。
「全社的にそうなのですが、とくに九州では直接対面するなかで、人としての温もりを感じます。失敗して叱られても、冷たくあしらわれるのではなく、最後まできっちり面倒を見てくれるという印象で、まるで家族のような距離感です」
高階さんはさらに大きな夢を抱いている。大学時代に専攻したスペイン語を生かし、ラテンアメリカ・パナマの販社に赴任したいという思いだ。いずれは営業の最前線で、現地のお客様と直接やり取りをしたいという。経験と研鑽を積み重ねる毎日は、夢の実現に向けた未来へと続いていく。
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