相談相手の気持ちを引き出す方法とは?!事業継承という人生のナビゲーターに迫る!!
株式会社事業承継ナビゲーター
代表取締役社長
蓮見 正純
株式会社事業承継ナビゲーター。2016年、青山財産ネットワークスと日本M&Aセンターが共同で設立。事業承継問題の解決にはタイミングと良き相談相手が重要である。そう語るのは代表取締役社長、蓮見正純。経営と財産の承継を一体に考え、最適な承継を導く。蓮見が目指す、新しい事業承継のコンサルティングとは?
ドーキンズ本日のゲスト、株式会社事業承継ナビゲーター、代表取締役社長、蓮見正純さんです。よろしくお願いいたします。
宮川どうぞ、よろしくお願いいたします。
蓮見よろしくお願いいたします。
ドーキンズまず始めにお伺いしたいのですが、事業承継ナビゲーターはどのような理念を掲げられているのでしょうか?
蓮見皆さん、ご存じのように今、事業承継についてですね、事業承継をしたいのだけれども、承継の方法や選択がなかなかできない、そういう経営者の方が大変多くて、その方々の意思決定のサポートをするということが我々の理念でございます。
宮川まさに、いろいろな問題があるところですね。
蓮見そうですね。
宮川今日はじっくり伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
ドーキンズよろしくお願いいたします。
蓮見よろしくお願いいたします。
ドーキンズさて、蓮見社長のプロフィールを拝見しますと、事業承継ナビゲーターを設立される前は監査法人などで働いていらっしゃったということなのですが、どんなお仕事をされていたのですか?
蓮見最初は、公認会計士の資格を取って、それで監査法人に勤務しまして、で、監査の仕事を極めようと思って入ったのですが、監査法人の業務命令で大手証券会社に出向する機会がありまして、そこで出向先に何があったかと言いますと、その当時、日本の経済がちょうど39,000円を付けていく、まさに好景気でございまして、企業のオーナーの事業承継問題だったり、IPOだったり、あと組織の再編だったり、いろいろなニーズを企業さんは抱えておられる時代でして、証券会社のお手伝いをしながら、そんなニーズに直面しました。
それが大変面白くてですね、なおかつ、企業オーナーってこんなに大きな悩みを持っておられるのかと感じまして、それで、これからどうするかということに対して、非常に興味をもちました。
それで、会計事務所を経て、自分で1996年に会社を作るんですね。そこは事業の承継だったり、まさに今の事業承継ナビゲーターのきっかけになっていくわけなのですが、事業の承継のお手伝いとか、組織の再編とか、そのへんのお手伝いをしていたんです。
2008年、蓮見が設立したプロジェストと現、青山財産ネットワークスは経営統合。蓮見は代表取締役社長に就任した。
蓮見青山財産ネットワークスという会社はまさに財産の承継、事業の承継、財産の運用、この三つを柱にお客様の幸せに貢献するという理念で仕事をしています。
宮川それではどういった経緯で、この事業承継ナビゲーターを設立されたのですか?
蓮見はい。
蓮見青山財産ネットワークスでも、事業承継のお手伝いはさせていただいているのですが、それはもっぱら「同族承継にすることを決めた」「この子供に継がせたいんだ。ではどのように継がせたらいいのか」このような視点で我々お手伝いをさせていただいているわけでございます。
けれども、昨今ですね、同族に承継する選択もあるのですが、第三者にお願いする選択もあるんだと、だから、決めかねておられる方が大変多いことに、現場で仕事をして、感じるようになったんですね。
今回、この事業承継ナビゲーターは日本M&Aセンターさんと合弁で作らせていただいているのですけれども、実はM&Aセンターの三宅社長も「M&Aなのか? それとも同族なのか?」ということを悩んでいる経営者の方も大変多いということを感じておられました。それで、自分自身もそういうふうに感じておりまして、統計データによれば66パーセントの方がどのように承継したらいいのか悩んでおられるというデータも実はありますので、「だったら一緒にそれに取り組みませんか」と、お話を頂いて、そうであれば、悩んでいる方の意思決定をサポートしようということで、この会社を立ち上げた次第なんですね。
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