自らつかんだ転機!「売り上げを今から10倍にする企業にします」の決意
株式会社エイチーム
代表取締役社長
林 高生
最終学歴は中学卒業の男が、起業していまや世界に打って出る会社へと成長させた。「やりたくないことを書くことでやりたいことが明確になる」。ITのベンチャー企業として成功をおさめる至った戦略に迫る
諸星今のVTRにあったエイチームキャンプなんですけど、結果はどうですか?
林始める時は、もう少しうまくいかないかなと、技術を学べないのかなと思ってたんですが、非常にやる気を持って皆さんやってくれているので、かなり短期間で高い技術力がついてきて、我々も実際採用させていただけたらなというところまで来ていますね。
諸星リクルーティングのツールとしてはすごいですね。
林お給料もお支払いさせていただいて勉強もしていただく。
諸星先ほどから良いなと思ってるんですけど、社員の方々があの子たちっておっしゃってましたよね。これはお若い中で、あの子たちだからもっと若い。ほとんどみなさん若い中で成功体験を共有しながらやっている、離職率が低いのわかりますよね。素人感覚から考えると、小部屋にオタクみたいな人が何人かいてコンピューターを並べてできちゃう話ですよね。
林今は少人数で開発すれば売れるという時代は終わっていて、ゲームのボリュームや品質がどんどん上がってきていますので、数人で作っていたゲームが10人、50人。企業としては個人でやっている人たちに対しては、組織力で戦っていかないと勝てないんですね。
諸星社長の仕事としては、背中を押すことと、そこまで行っちゃうとニーズ的に行き過ぎちゃうということもあるんですか?
林まずは皆、相談があるんですが、僕より優秀な企画者なので、だいたい答えはあるんですね。的外れじゃなくて結構いけるんじゃないかという企画の相談があるので、迷っているところを背中を押すくらいですね。全体として1個のプロジェクトが失敗しても、経営に大きな影響を与えることはないので、その辺は気にしずにやってみていいよと。僕は失敗をとがめないというやり方をしています。失敗をとがめると皆委縮して、ファインプレーが出る会社にしたいです。
諸星将来的に、エイチームの未来像、どういう風にお考えですか?
林今、スマートフォンが普及していって、色々コンテンツが出てるんですけど、今が世界的なゲームメーカーになるすごいチャンスなんです。なかなか家庭用ゲーム機で、今から世界的なゲームメーカーになろうとすると、ハードルは高いんですけど、今後ゲームというのはスマートフォン上でやれる方がどんどん増えていくと思うんですね。
スマートフォン上で有名なタイトルを出すことは、事実上世界的なゲームメーカーだと思っていますので、そういう風になりたいなと思います。日本はこの数年間、携帯電話の中のゲームの市場は育っていて、世界的にみるとノウハウが溜まってるんですね。世界的にみると日本のスマートフォン市場は優位な立場にあると思っていて、それを使ってスマートフォンで世界に出るのはすごくいいタイミングだと思っています。
実際、我々も世界的なヒットが出ていますので、今現在で行きますと、アンドロイド携帯でアメリカの方で売上げ一位を記録したり、それをもっと出せると思ってるんですね。あとはライフサポート事業というのがあるんですが、人生の中で色々ライフステージがあるんですね。恋愛、結婚、出産、育児といったところに我々のインターネットサービスを提供していけたらなと思います。
新井今日はどうもありがとうございました。
林若い方たちの、そして今後起業を考えている方、そして今実際会社をやられている方、皆さん高い目標、高い志を持って、夢に向かって頑張っていただきたいと思います。夢に向かうときは、どんどんやりたいことが増えていきます。やらなくてはいけないことが増えていくときに、優秀な仲間、心強い味方が必要になってくると思いますので、仲間探しにも力を入れて高い夢に向かって頑張っていただきたいと思います。
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