KLab株式会社の成長戦略を象徴する業態転換の仕組みと必要性
KLab株式会社
代表取締役社長
真田 哲也
受託型のソフトウェア開発事業から一転、自社開発のソーシャルゲーム開発に業務転換し、成功を収めたKlab株式会社 代表取締役社長 真田 哲弥氏は、会社が成長するための柔軟な変革の必要性を訴える。成長戦略の一環として導入した国際分業化とはなにか。また、社員の能力を向上させる新陳代謝の良い経営とはなにか。その核心に迫る。
蟹瀬みんな若いですね。
真田そうですね。
蟹瀬大学に来たのかと思っちゃう。
真田平均年齢30歳5か月だそうです。
白石若いですね。自然とこういった若い方がこちらの会社に集まっている?
真田いえ。意識して若い人を集めていますね。
白石そうなんですか。
蟹瀬それはどういう理由からなのですか。
真田この業界やっぱり若い人中心でやっていかないと競争に勝てない。どんどん若い人が独立、企業してベンチャーが出てくるのです。その人たちに勝つためには、やはり我々もずっと若くあり続けなければいけないと。
蟹瀬なるほどね。やっぱり発想も違うのでしょうね。
真田そうですね。それとやっぱりデジタルネイティブっていう、その子供の頃からデジタルに慣れた人がどんどん増えてきますから、その人たちの感覚でサービスを作っていかないといけない。
蟹瀬何か交通標識がありますね。
白石ほんとですね、大きな。
真田そうですね。よく見ていただくと横断歩道がかかっていまして。
蟹瀬パークアベニューとか、セントラルアベニューとか、ちょっとニューヨークの雰囲気ですね。
真田実は、このオフィスのデザインを考える時に、机は整列して一番スペース効率が高いようにしてるのですが。
蟹瀬昔ながらのオフィスのレイアウトですよね。
真田そうなんです。それではあまりにも遊びがないじゃないかと。じゃぁ通路で遊ぼう。壁とか通路とかで遊んでいるのです。
白石面白い。ずっと続いていますよ、道が。
蟹瀬しかもあそこに、牛ですか?
真田牛ですね。スペース効率はびっちり詰めながら、でも、空いた空間にしっかり遊びを入れるという。
蟹瀬しかも壁面を一面に景色にするってことで広い感じがでますよね。
真田そうですね。空ですから。
白石開放的ですね。
蟹瀬やっぱり、若い人が多いだけに、こういう遊び心があるっていうのは大事なのでしょうね。
真田そうですね。業種的にも我々エンターテイメントのビジネスですので、面白いなと感じられることをやっておくと、それを面白いと思う若い子たちが集まってくる。どんどん面白いことは好きなようにやれと言っていますね。
蟹瀬実は人材を集める秘密もここにあるわけですね。
真田そうですね。楽しそうに働けるかどうかって、すごく大事だと思います。
白石そうですね。
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