情熱的に生きるキーワードは「INSPIRE」マーケティング本当の意味に迫る!!
日本コカ・コーラ株式会社
会長
魚谷 雅彦
100年に1度と言われる厳しい不況下にある日本。物が売れなくなっている今の時代、解決する方法はあるのか?! しかし、ここに120年愛され続けているブランドがある。本物のブランドを作るマーケティングを語る、日本コカ・コーラ株式会社の魚谷雅彦会長。魚谷雅彦会長が言う、その未来の選択とは?
2009年12月、魚谷会長は実践女子学園でマーケティングに関する講演会を開いた。初めて聞くマーケティングの話を生徒たちはどう感じたのか?実践女子学園でマーケティングに関する講演会を開いた魚谷会長の元に2010年1月1通の手紙が届いた。
関係者私は、マーケティングのやり方っていうよりも、人との関わり方っていうのを魚谷さんの話からすごく感じて、今回の魚谷さんの話を聞いて、どんな時でも人の話を聞くことと、人にいかに心に伝わるように話をするかっていうことを、物凄く教えてもらったなと思って心に一番残っています。
やっぱりお客様にどうやってモノを買ってもらうかを考えて、それを自分が企画をしてやっていくということが、やってみたいなという気持ちになりました。
魚谷会長の話は、彼女たちの心の奥深くまで響いているようだ。
関係者どういうふうに人に指示をして、どういうふうに取りまとめれば良いのかっていうところを、とても興味を持っていたので、そのような企業の方のお話を聞けて、私も学校で何か活かせるようなことがあったらよいなと思いながら聞いていました。
自分の人生を生きていく中で、魚谷さんは情熱的っていう言葉を使ってとにかくアグレッシブに、情熱的にってことを仰っていて。それがそういう自分の中で大きく残っていて、今年のテーマを情熱的にしたんですけど。私も情熱的にするっていうのは、どういうことなのかなっていうのを考えるキッカケになって、すごく心に残っています。
かなり高校生の皆さんは、夢中になって聞いていられましたね。
魚谷興味を持っていただいて。やはり、あの高校生とか大学生の方にお話をすると、日ごろ社会とのつながりがあまり無いですし、やっぱり企業ってどういうものかとかですね。まして、その日頃自分たちが飲んでいたり使っていたりするような製品、ブランドですとかが、どういうふうに世の中に出されてきているのかとか。そういうことについて大変、興味をもたれます。ただ、社会のことを知ってもらうのに、非常に良い機会かなと思って私もすごく楽しんでやっています。
蟹瀬僕も大学の先生をやっているものですから、学生たちの関心をどうやって引きつけるかっていうのは、すごく考えるのですよね。だから今、魚谷さんが仰ったように一つの商品がある、その商品の裏側に何があるのかっていう話をすると、前のめりになって聞いてくるのですよね。特に、女子高生なんかの方が一生懸命ですね。
魚谷熱心ですね。自分の、さっきの映像、高校生の方ですけど。大学に行って、その次にどういう職に就くか?キャリアっていうんですかね。こういうことをよく考えていますから。例えば、大学のどういう学部に行くべきなのか?真剣に考える時期なんですね。そういう時に、情報発信を私たちがするのも一つの責任じゃないかなというふうに思いますよね。
蟹瀬マーケティングだけではなくて、そういう若い人たちへのアドバイスっていうものは、熱く語られるんでしょう?
魚谷ええ。非常にやりがいのあるものですしね。全く別の組織で、ジュニアアチーブメントっていうのがありましてですね。これは、もともとアメリカにある組織なんですけれども、その日本バージョンがあって。あのIBMの昔、社長をされていた椎名さんが日本の理事長をされていて、私もそれに手伝いをさせていただいているんですけれども。高校生だとかに、いろいろなプログラムを提供するんですけれども、例えば、シャドウウィングって言ってですね。ある企業の方に依頼をして、協賛している企業の方に学生が1日中くっつくと。
蟹瀬ちょっとインターンシップのような感じですね。
魚谷そうです。そのまま、その姿を懐疑しているとか、上司の人に怒られているところだとかですね。いろんな実際の仕事しているところを見ると、会社ってこういうものなんだと理解してもらったりですね。
もう一つ、あの興味深いプログラムでは、プレゼントプログラムっていうのがありまして、ある人が、この場合も高校生だったのですけれども。社長になりますと。自分たちで、バーチャルなんですけれど会社を作ります。資本金いくらで。役員がいて、でも例えば、何かの商品を売るというような形にして、運営していくわけです。数カ月経ってみますと、非常に興味深いなと思って見た一つの事例ですけど、女性の人が社長になって会社がうまくいかなかった。破綻したんですね。上手くいかなくって。彼女のその時の反省文っていうか感想文が、分析するんですよ。何故、上手くいかなかったのか。まず第一に適材適所な人事を私はしなかった。
蟹瀬すごいね。
石田高校生にしては。
魚谷はい。
石田そういうことも考えるんですね。
魚谷2つ目に、自分は社長という立場に立って、この会社を上手く運営しなきゃと思っていた。皆、同じ使命感を持ってくれていると思っていたっていうんですね。コミュニケーションが不足していたと。
蟹瀬走って行って後ろを向いたら、誰もついて来なかったっていうパターンですね。
魚谷仰る通りです。どこかの実社会でもよくありそうな話ですよね。こういうのをプログラムとしていろんな企業のバックアップをやりながらですね。実行しておられる組織があって、本当にそこで働いている方々、ボランティアで手伝われているんですけども。私も、そういうとこを手伝ったりしましてですね。
蟹瀬素晴らしいですよね。そういうリーダーシップ教育ですよね。それが必ずしも経営ってことだけではなくて、生きていく上でのいろんな価値観だとか、人との付き合いだとか、そういうものも全部その場で学んでいくんですよね。
魚谷本当にあの、中、高、大学生の方もいらっしゃいますけれども。そういう数カ月プログラムをやって仰ったような形で、ものすごく変化していくのが目に見えるんですね。やっている人たちもやりがいを感じて将来の日本をつくるための、世代をつくるための仕事というので頑張っておられますけど。
蟹瀬日本の若者は勉強しないとか、やる気が無いとか言われるけれども、実はそうじゃないよ。うちにはそういうエネルギーって持っているんですよね。それをどうやって引き出してやるかっていうところが、非常に我々の世代にとっても重要な仕事だなって感じがしますよね。
魚谷全く私もそう思います。
蟹瀬さて、番組では、これからの未来戦略をキーワードに書いていただくというのを毎回やっているのですが、魚谷さんにも是非、お願いしたいと思います。
魚谷キーワードですね。
蟹瀬ゴルフが上達するとかそういうんじゃないですよ。
魚谷ちょっと真面目に書きたいと思います。
蟹瀬はい。英語になりました。コカ・コーラですね。
魚谷一応、あの外資系でございますので。
蟹瀬あちらのカメラの方に見せていただきたいのですが。INSPIRE。これはどういう意味ですか?
魚谷先ほども出ましたけれども。話としてですね。やっぱり私たちの仕事、マーケティングの仕事もそうですし、それからやはり若い世代の方々に対してもそうなんですけども、私たちはもっと情熱を持って本当に引き出していくような、いわゆる英語で言うとINSPIRE。日本語の辞書では、鼓舞するとしか書いていないんですけれども。
蟹瀬英語だと、本当に良い言葉なのですね。
魚谷はい。こう奮い立たせるような気持ちにすると。こういうことがビジネスの世界でも、それ以外の世界でも、これからは非常に重要な考え方じゃないかなと思っています。これを是非、実践していきたいと思いますね。
関係者やっぱりこう人の心を動かすには、まず相手のことを考えて、その人の気持ちになってこういうふうに言われたらいいんじゃないかとか、ああいうことをしてあげたら、きっといいんじゃないかとかを常に考えて活動されている方なので、人の巻き込み方というか、人の動かし方というか、人の心の奥底の動かし方がすごく上手なんじゃないかなと思います。
蟹瀬僕もINSPIREって言葉がとても好きで、インスピレーション、語源は一緒ですよね。これ日本語に訳すと、ひらめきなのですよね。
魚谷はい。
蟹瀬だからパッと閃くような、そういう刺激っていうのをたくさんの人に与えるっていうのは大事ですよね。
魚谷効果的なコミュニケーションをしたければ、あなた自身が情熱的に生きていなければダメなんだということを、凄く協調されて言われたんですね。だから、まさに自分がインスパイアされていなければ、人にもインスパイアさせることは出来ないっていう話だろうと思うんですね。
蟹瀬まず自分のハートの中に燃えるものを持てと。それがスタートだと。すごく良い言葉ですね。時間の方もいっぱいになりました。今日はどうもありがとうございました。
魚谷ありがとうございました。
石田ありがとうございました。
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