圧倒的な「ダイバーシティ人材」とガス事業の信頼でお宅のエネルギー革命を


株式会社サイサン
代表取締役社長
川本 武彦

特選インタビュー

一人の思いが世界を変える。賢者の選択リーダーズ。
株式会社サイサン。1945年、創業者である株式会社サイサン代表取締役社長川本次郎が酸素溶接材料の販売を開始。1946年に埼玉酸素販売所を設立。1954年埼玉酸素株式会社を設立。1970年株式会社サイサンに社名を変更。創業からおよそ70年、サイサンを率いるのは代表取締役社長川本武彦。
電力自由化を追い風に成長し続ける川本が目指す最も身近なホームエネルギーパートナーとは?

ダイバーシティー化を目指すサイサン。ガスワンパーク上尾内にある埼玉支店。

関係者ベトナムから来ました。みなさんが優しくしていただいて、すごく楽しく仕事やってます。

関係者ネパールです。技術じゃないですね。いちおうデスクワークです。

関係者私はモンゴル出身です。日本で働いてガスに関する知識を学んで帰国後にインフラの整備だったり、モンゴルで人々の生活に快適な生活できるような環境に環境構築で活かせるように力を入れていきたいと思っています。

外国人のほか、定年を過ぎた社員も少なくない。

関係者私は昭和51年入社ですからもう41年。当然私の先輩方もまだまだいらっしゃいますし、身近では直売部さんのなかに3名の方がまだ現役でやってらっしゃいますね。こんな年になるまで元気に働かせていただいてます。

信頼を築き上げてきた独自のネットワーク。それを様々な人材で大きく活用する。それがサイサンの最大の強み。

街頭実演会

亀井サイサンは創業しておよそ70年ということなのですが、そもそもどのような経緯で創業されたのでしょうか?

創業の経緯

川本昭和20年終戦の年に私の祖父川本次郎が日本酸素そこから独立して、埼玉で酸素、アセチレン等の販売を始めました。

1946年「埼玉酸素販売所」を設立——創業の経緯

川本これが埼玉酸素販売所でございまして。それから71年になろうとしております。昭和20年代後半にLPガスというものが世の中に出てきたということで、これも酸素やアセチレンと同じような小分けのボンベで売ってるんで、これも取り扱おうということでLPガスの販売にも着手して、今ではどちらかというとこちらの方がメインの事業となっておるところでございます。

宮川長年にわたってこのLPガスというものを見てこられたわけですが、この時代の変化ってどのようになっていますか?

川本やはりLPガスというものが日本に来た時、当初、薪や石炭を使ってたわけですから、初めての商品ということでプロパン、プロパンってどんなパンなの?って言われるような時代がありました。これを見ていただきたいんですけど、これうちの会社の人がですね、実演販売をしている写真なんですね。

LPガスの実演販売(昭和27年)——創業の経緯

川本ガスの使い方を街頭でこうやって使うと簡単にお湯が沸かせますという実演販売をしている写真なんですけれども。こういう時代がありました。

亀井あったんですね。

宮川やっぱりそうですよね。安全ということがやっぱりガスというとなにか爆発するんじゃないかとかっていうことで、ですからこういう安全プロパンですと。

川本そういう意味ではこの頃からですね、ずっとLPガスというものが世の中に出てきて、日本ではもう当然ながら当たり前のようにガスがない家はないというところまで来てますし、みなさんガスは爆発すると危険だから、様々な知識もお持ちになっているというのが日本ではもう当たり前になってますけども。

宮川最近のこのLPガスというのはどういう状況なんですか?

近年のLPガス事情

川本やはり日本の人口が減少しているということもありまして、エネルギーの総量が増えないなかでLPガスもですね、少しずつ減っていってるというのが現状でございます。

宮川そうしますと電気は伸びていて、この本業の一番メインのところでありましたLPガスが減少ということになりますとビジネスとしてはちょっと不安になってくるんじゃないですか?

川本そういう意味では私ども海外展開も行っておりまして、多くの国に今進出させていただいております。

アジアへ

サイサンでは2008年中国を皮切りにLPガス事業や宅配水事業の海外進出をスタート。2010年モンゴルでは自動車の燃料としてのLPガス事業。2012年ベトナムでは最初は産業用、のちに家庭向けのLPガス事業。2014年オーストラリアでは宅配水事業。そして2015年にはインドネシア。2016年6月にはカンボジア。さらに同年11月にはバングラィシュに進出。サイサンの海外進出は今後もさらなる拡大を目指している。

川本実は今日写真を持ってきたんですけど、これを見ていただきたいんですけど、ベトナムにおいてですね、これはジャパンフェスティバルに出展したときの模様なんですけれども。

ジャパンフェスティバル(ベトナム)——アジアのガス事情

川本LPガスの使い方の実演、またはLPガスの満タンに入っている時のボンベは重たい、そうじゃないボンベは軽いというのを面白おかしく重量当てクイズみたいなのをやりながらですね、お客様にガスの使い方を説明している風景でございます。

このベトナムの風景はまさに65年前の日本と重なるという。

川本今の日本のLPガスをそのまま持っていくというよりも、

進出する国に合わせてLPガスを提供することが重要——アジアのガス事情

川本その国にあった形でですね、提供するということが大事だと思います。世界の人口が70億人いるといわれている中、まだ30億人という方がガスを使っていない、薪や石炭で炊事をしているというような状況なんですね。そういう意味では薪や石炭からガスに移ることによって、

LPガスのメリット、健康被害の軽減 薪入手の手間を省く 自然破壊に繋がらない——アジアのガス事情

川本まず健康被害が無くなると。やはり薪や石炭で炊事をしていると、ものすごく灰を吸ってしまってですね、健康に良くない。そしてあとは薪を取りに行く時間も短縮できる、または自然破壊に繋がらない、そういうことで今発展途上国では国をあげてガス化をしようLPガスを導入しようとやっている国もたくさんあります。

外国人社員

川本日本の大学を卒業して、日本企業である我々の会社に勤めている社員にとってもですね。

外国人社員の存在

川本やはり祖国の環境汚染をなんとかしたい、または祖国に貢献したいという思いを持って入ってくれてる社員がたくさんいますので、日本でしっかりと勉強をして、また彼らは日本の文化も十分理解したうえで将来的には祖国に帰って幹部社員として活躍していただきたいとそういう思いでいっぱいでございます。

宮川みなさんどうですか、その働きぶりは?

川本ものすごいモチベーションが高くてですね、意識が高い社員が入ってくれてますので、逆に日本の社員にとっても刺激になってるんじゃないかなと思っております。

出演者情報

  • 川本 武彦
  • 埼玉県
  • 玉川大学

企業情報

  • 株式会社サイサン
  • 放送日 2017.01.15
  • 業種:
  • ガス・商社
  • 本社:
  • 埼玉県
  • 所在地住所:
  • 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目11番地5
  • 資本金:
  • 9540万円
  • 売上高:
  • 561億6,369万円
  • 従業員:
  • 1210名

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