初の宅配ロッカーを生む「お客様にサービスしかできない」24時間顧客主義
株式会社フルタイムシステム
代表取締役
原 幸一郎
目まぐるしく変化する世界経済と地球環境、かつてない変化とスピードの時代に我々は、どう向き合うのか?時代を牽引する賢者にその答えを聞く。ターニングポイント、賢者の選択。宅配便年間取扱量32億個。不在時でも受け取れる宅配ロッカーで成長を続ける株式会社フルタイムシステム。
原まあ、何十社できては消えて、できては消え、大手さんも上場企業さんもやられてはやめたり。何社もありますよ。
蟹瀬それ、成功と失敗の分かれ道っていうのはどこが違うんですか?
原それは、サービスじゃないですか?
蟹瀬要するに保守と管理。そういうサービスをきちんと過去に経験して、その積み上げの中にこのビジネスが社長のとこでは上手くいってると。
原僕のとこはね。
蟹瀬出来るようになってもなかなかうまくいかないと。
原それは、ロッカーだけ売ってても値段の戦いですから。儲からないですよね。儲からないっていうわけじゃないですけれども。お客さんにサービスしか出来ない。そういうことですわな。
蟹瀬まあ、ビジネスですから当然ことながら、なんて言いますか。お客さんも良い気持ちになって原社長のとこも儲からないと困ると。
原ちょっとだけ。
蟹瀬ちょっとだけがどのくらいなんだろうなと思いますけどね。
原やっぱりお客さんに満足していただかないとお金いただけないですからね。管理費の利益をあんまり目立たんようにいただいてサービスさせてもらうと。
蟹瀬どの業種でもそうなんですけどね。お客さんをまず勝ち得ると。でも、難しいのはそのお客さんを維持していく。ずっと継続的にこのサービスを使ってもらうということはよく伺うんですけれども。そのあたりは、どういうふうにやってらっしゃるんですか?
原そうですね。やっぱり僕のとこは、そのお客さんの声が常に聞こえますからね。聞こえたとおりどんどんどんどんサービスをやっていくと。お客さんっていうのは、本当に現実的ですから。無理も仰ることありますけれども。やはり、無理は無理でもしながら時間をかけてやっていくと。やっぱりこう一番大事ですな。商売の元はそこじゃないですかな。
蟹瀬そこにその、一種の信頼関係っていうのが出来てくるわけですかね。
原ええ。
蟹瀬安いってだけじゃやっぱりダメでしょうね。
原安いっていうのは関係ないですね。やっぱり安いっていうのは関係ない。当たり前ですわ。サービスでお金をいただくっていうのが。
蟹瀬さてこの番組ではですね。賢者の数字というのを毎回ゲストの方に書いていただいています。経営の指針なりなんなり。数字で表していただくということで是非お願いしたいと思いますが。
原ああそうですか。数字を書くんですね。了解しました。
蟹瀬シンプルですね。
原「六」。はい。
蟹瀬どういう意味なんですか?
原これはね。僕ね、あの会社作ったときに。28歳で作った時にね。六つの事業部を作ったろうと思ったんです。六つの事業部か六つの会社をですね。六いうのは、蜂の巣のように、一番安全じゃないですか。安心・安全のこの元です。
石田安定してますね。
原安定してるじゃないですか。6の倍が12で、6の4倍が24で1日の数字じゃないですか。天気、宇宙の話ですよ。こう水って書くのも六角形ですな。人間の大本は水ですから。
蟹瀬いつ頃、気が付かれたんですか?
原28歳の時に思ったんです。
蟹瀬キッカケはあったんですか?
原これダビデの星なんですよ。安定してるし。これはと。
蟹瀬別に宗教的要素は無くて。
原別に無いですよ。
蟹瀬この形として。
原はい。
蟹瀬ああ、そうですか。やっぱり今のビジネスを見てもそういうバランスの良さっていうのは……。
原そうですね。やっぱり僕も今、六つほど別会社いろいろ持っておりますけれども。おかげさまでロッカーがしんどい時、こうやって抑えたりなんか出来ますから。キッチリと上手く全体として上がっていきますな。
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