分かり易い言葉で仲間と事業創造。人生も仕事も「出会いは最大のレバレッジ」
株式会社NTTぷらら
代表取締役社長
板東 浩二
株式会社NTTぷらら。1995年、NTTとゲーム機器、音響関連メーカー、5社合弁によりジーアールホームネット株式会社設立。2000年、株式会社ぷららネットワークスに社名を変更。2008年現在のNTTぷららに社名を変更。現在は映像配信サービスひかりTVをはじめ音楽やゲームなどのサービスをマルチデバイスで展開している。そんなNTTぷららを率いるのは代表取締役社長板東浩二。新たな戦略でこれまでのテレビの概念を変える。板東が目指す総合ライフエンターテインメント企業とは。
板東私にとっては晴天の霹靂で、その会社の社長で行くというつもりは全くなかったんですね。最初、断ったんですけど、半強制的に送り込まれたということです。
宮川その時は各社の調整というのはだいぶうまくいき始めていた頃なんですか。
板東いや、その時はまだバラバラでしたね。その調整というよりも資金調達が近々の課題でしたね。
社長に就任した板東の最初の仕事は資金調達。赤字続きの会社を半年で単月黒字にしなければNTT本社の意向で会社が清算されてしまう。いきなり追い詰められた板東はまず資金繰りに奔走した。
板東猶予ある期間としては半年余り。この半年余りのうちに何とかしないともう清算になってしまうということで、この半年間にできることは何かと考えた、ふと冷静になって考えたときに、やっぱりコストカットとかリストラをやってくしかないだろうというので大胆なコストカット、リストラをやりました。黒字化しないようなサービスは全部撤退廃止ということでやりました。社内の反発は非常に強かったんですけれど、やらざるを得なかったということですね。それをやって奇跡的に半年後に黒字になったんですけど黒字転換した瞬間にモチベーションが一気に上がったと。最終的にはですね、NTTの出資率を70%以上まであげてもらいました。あげてもらった上で人材の方もNTTからの出向者を増やして体制を整えていったと。
福井社員の方たちとどのようにコミュニケーションを取られてらっしゃるんですか。
板東最近は忙しくてなかなかコミュニケーションを取る時間を作るのが難しくなってきてるんですけれど、時間があれば、例えばランチミーティングで若い人たちと話をしながらこちらの考えも伝えますし、今何を考えているのか何が課題問題だと思っているのかということもざっくばらんに言ってもらうということをやってます。
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