壮年期を迎えた企業グループが「志」をもって次に打つ一手、バイオ事業とは
SBIホールディングス株式会社
代表取締役執行役員社長
北尾 吉孝
インターネットの爆発的な価格破壊力を武器に金融業界で急成長を遂げてきた企業グループがある。創業16年目を迎えたSBIグループである。金融サービス事業、アセットマネジメント事業、バイオ関連事業の3つのコア事業でさらなる飛躍を目指すSBIグループを率いるリーダー、SBIホールディングス株式会社代表取締役執行役員社長北尾吉孝に迫る。
北尾医薬品はどうかと言うとさっき術中診断薬と申し上げたけど、それ以外のフェーズ2に入ってリサーチしているのは結構あるんです。例えばどんなものがあるかと言うと、癌になります、抗がん剤になります、その副作用の一つとしていわゆる非常に悪性の貧血になるケースが多いです。
大体42、3%の人がなる。これに効果があるんじゃないかということでフェーズ2で今リサーチしているとかですね。様々なことで今フェーズ2でワークしてたり、フェーズ1でワークしてるというようなことで。マラリアなんかも未だにまだ世界全体で4、5億人の患者さんがいて、キニーネやクロロキンが効果がなくなってきている。耐性がついてきて。これに行くんじゃないかと。
これ今私どもの特許を取ったんですけどね。こういう東京工大と一緒に特許を取ったり、あるいは東大と英国王立研究所だとか、二者も入って論文も書いてたりして。
マラリアに色々チャレンジしようということで今やってるとは。このALAと言う物質が様々な分野でアルツハイマーからパーキンソンに至るまで今研究がなされているということですから。
諸星すごいですね。
北尾やっぱり生命の根源物質と言われるだけあるんですね。まだ研究段階ですけど我々はこれを一つずつ薬にしたいと思ってるわけです。
諸星やはりそれだけのことをおやりになるということは時間的なタイムスパンの問題、それからどっから資本を投下したらいいかということ、結構大変でしょ?違う分野ですもんね?
北尾薬を作ること自体がまず膨大なお金を投入しなければならない。幸いなことに安全性はすでに世界中で確認されている。
北尾だからフェーズ2からみんな入れる状況になって来ていると言うことと、もう一つは片方でサプリメントやあるいは化粧品でこれで先利益を出してそれを次の開発に使って行く。こういうことができる可能性がということですね。それをやりたいということです。
諸星その薬って本当にできちゃうとノーベル賞一個取ってやるとかそんな感じですよね?
北尾いやもうその田中さんという人は僕は取れるんじゃないかなと。今すでに中国の復旦大学の客員教授になってますけども。まあそういう形で次々と学術的にはサイエンティックなデータをどんどん今彼は出して行っていますから。
白石なるほどね。
諸星すごい。
白石展開が気になりますね。ということで三つ目のキーワードは何でしょうか?
北尾社会貢献。特に私は直接的社会貢献と呼んでるんですけどこれですね。
SBIグループの成長を導いてきたリーダー北尾吉孝が掲げる次なるキーワードは直接的な社会貢献。カリスマ経営者のもう一つの顔に迫る。
諸星さて三つ目のキーワードとして直接的な社会貢献とおっしゃったんですけど、まず直接的なのと間接的なものの境は。
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