「常に考える」ベテランと若手の力の結集!ニッチの雄がつくる接点の数々とは
ラサ商事株式会社
代表取締役社長
井村周一
ラサ商事株式会社。特殊な分野に強い専門性と、技能・技術に裏打ちされた提案力。万全のメンテナンスサービス体制によるサポート力。長い歴史の中で培われたラサ商事のDNA。そのDNAを未来に紡いでいく、代表取締役社長、井村周一の提案力の秘密を探る。
金主にワーマンポンプを扱っていて、そのワーマンポンプを工場から仕入れて、お客さんに納入するだけではなくて、その納入してからのメンテナンスとかもしています。
福井ラサ商事式の営業方法というのは、どんなところが特徴的ですか?
金直接そのポンプを納めた現場に行って、ポンプの状態を見て、お客さんは次にこういう部品を交換したいと思っているけど、でも実際開けてポンプを解体してみたら、「ちょっとこういうところが摩耗が激しいので、交換したほうがいいですね。」というふうに提案営業も現場で行なっているのが特徴だと思います。
福井この先はどんな営業マンを目指していますか?
金この先は、やはり先輩方がすごく知識もあって、すごく助けてくれるので、私もそうやって教えてもらったことを活かしながら、お客さんから頼ってもらえるような営業マンになりたいです。
蟹瀬うん。なにか頼もしい営業だね。
福井はい、そうなのです。まだ彼女は、入って一年経たない新入社員ということなのですけれど、もうかなり一生懸命頑張っていて……。
井村彼女が言いましたように、やはり現場営業といいますか、それが一応うちの基本スタイルになっていまして。攻めた後もしっかりアフターフォローをしていくと。そういうことが非常に肝心でして、アフターメンテナンスの仕事というのは、当社のひとつの収益基盤にもなっております。ちょうど思い出しました。リーマンショックのときですね、2008年の。あのときも相当、会社としてもへこんだ部分があるのですけれど、やはりこのメンテナンスの仕事というものは、常に安定した収益を上げてくれる仕事ですので、財務基盤の安定化というのにつながっているのかなと考えております。
蟹瀬やはり新規事業に打って出るというのは、当然経営者としては大事なことだという気がするのですけれども、そのあたりはどうなのですか?
井村当然この日本ですから、少子高齢化、人口も減ってきますし、常に新しい仕事、また市場、商品、そういったものを取り込んでいくというのが非常に重要と思っておりまして、この十年の間も、M&Aを何回かいたしまして、新しい事業を取り込んでおります。
こちらは、2014年からラサ商事のグループ企業となった、旭テック株式会社。配管工事やポンプなどの回転機械のメンテナンスを中心に事業を展開している。今回は、ラサ商事とのM&Aについて吉野社長に話を聞いた。
福井実際にM&Aをして良かったと思う点はどんなところですか?
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