賢者になろう!
選ばれる人になる7つの習慣
第5回 選ばれる人になる人付き合いの習慣
よく、人格者を指して、「彼は器の大きい人だ」と言います。
この「器」とは、多様な意見や価値観、自分とは立場も感性も異なる人を、快く受け入れる心を指します。
あなたの器を広げるためには、多種多様なタイプの人と付き合ってみて、その人たちの話や考えをじっくりと聞いて受けとめてみましょう。
ちなみに、凡人は、年長者や成功者など自分より各上の人からしか学べないのに対して、賢人は、子供や立場の弱い人など、どのような相手からでも教訓を学べる人です。
賢人のように大きな「器」を持ち、あらゆる人から学べる人になりたいですね。
なお、多様な人と付き合うときのポイントは、「対話」です。
現代のマネジメント理論では、一人ひとりの人材の力を伸ばし、強いチームを作り上げ、創造的な力を発揮させる手法として、「対話」を非常に重要視しています。
あなたの周りに魅力的な人や優れた人を見つけたら、ぜひ勇気を出して声をかけて話し合ってみましょう。
まずは、相手の考え方や経験をじっくりと聞いて、そこから学ばせてもらいましょう。
疑問や質問があれば、相手にどんどん積極的に質問して構いません。そして、相手の話から刺激を受けたことや、あなたの感想も率直に話してみましょう。
無理に相手の話に合わせたり、自分の考えを偽ったりする必要はありません。
反論も議論も大いに結構。時には摩擦や衝突も起こりますが、そこから友情が芽生えたり、勘違いに気づいたりできるのですから、怖がらないでください。
互いに考えていることや気持ちを率直に伝え合うことが、対話の第一歩です。
一度気持ちが通じると、次から次にアイディアやインスピレーション、プラン、将来の希望などが湧いてきます。
そのような対話ができるようになると、悩みの解決に繋がるヒントをもらったり、新たにやりたいテーマが見つかったりするものです。
ただ、そのためには二つの準備が必要です。
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- 公開日 2011.12.26
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