賢者になろう!
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人間関係をスムーズにするコツ
その5
「思いを真っ直ぐに届ける!伝え方」
次に、特に言いにくいことを伝えるシーンで自分の思いを知ってもらうための「4つの伝え方のコツ」があるのでご紹介します。
<自分の思いを素直に伝えるためのポイント>
1.冷静に、一呼吸おいてから伝える
感情にまかせて思いを伝えてしまうと、後で後悔してしまうこともあります。
自分が何を伝えたいと感じているのか、一呼吸おくことで頭と心を整理することができるので、落ち着いてから冷静に伝えましょう
2.「ちょっといい?」「話したいことがある」「聞いてもらいたいことが1つあるの」等、一言添えて伝え、相手が冷静にこちらと向き合ってくれる様な態勢を作らせてあげてから話す
言いにくいこと、伝えにくいことも遠慮なく正直に伝えてもいいのですが、その前に相手が冷静に話が聴ける準備の時間を意識的に作ってあげることで、あなたの伝えたいこと、聴いてほしいこともストレートに相手に届き響くようになります。
3.昔のことはむしかえさない(今回感じたことだけに特化して伝えること!)
伝える際には今、伝えたい内容だけに絞って伝えるようにしましょう。
あの時もそうだった・・!大体あなたは昔から・・!前から言おうと思ってた!」等の以前のことと絡めて相手を非難する、伝える行動はNGです。
相手が逆に以前のことまで蒸し返し伝えているあなたに対して不快感を持つ可能性が高くなります。
4.話している間こちらの悪かった部分に関し、相手が咎めてきたり、何か言ってきたら一瞬沈黙し、その場ではすぐに反論はしないこと。
やり取りしている中で、せっかく正直に自分の思いを伝えたのに、相手が反論してくるケースも稀にあります。そういった時には、一呼吸おいて「自分にも悪い部分があったな」と、感じたら冷静に落ち着いた声で「そのことに関しては謝ります、ごめんなさい」と先にわびておきましょう。相手が落ち着いたのを察したらその上で「今後のために私が伝えたいことも聞いてほしい」と再度伝え、話し始め、思いを伝えること。
人間関係は深くなればなるほど、相手との距離が近くなればなるほど、思いを伝えるシーンでのトラブルも増えてきます。自分にはそんなつもりはなかったのに相手に誤解を受けてしまったり、そのことが原因で仲たがいをしたり、お互いに悲しい思いをしてしまうことも多々あります。
何かしてもらったら「ありがとう」という感謝の言葉を素直に伝えることを忘れず、言いすぎた、悪いことをしてしまったと感じたら早いタイミングで「ごめんね」と素直に詫びる習慣を身につけておくことだけで、多くの人間関係は改善されていきます。
お互いに自分の思いを伝え合うことは相手を信頼しあっていないとできません。
思いを伝えずに一方的な我慢をしていることは相手を信頼していないことにもつながるので、大切な人だと感じた方にはできるだけ、自分の思いを素直に伝えた方が良いのです。
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- 公開日 2011.08.22
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