賢者になろう!
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人間関係をスムーズにするコツ
その4
「会話をスムーズに進める聴き方」
前回、第三回では人とのコミュニケーションを楽しみながら深めていくには、「相手に興味関心をもって知ろうとすること」が大事であるということと、目の前の相手を「よくみて」「話をきいて」「質問し引き出す」ことで互いに会話も盛り上がり、人間関係が広がっていくので、「自分の先入観をできるだけ捨てる」ことで、お相手の方の本当の魅力や人柄を知ることができ、信頼関係が築かれていくのだということをご紹介しました。
今回は、ビジネス、プライベートシーンを問わず、人間関係をよりスムーズに保つ上でも大切な「会話をスムーズに進める聴き方」についてご紹介します。
「聴く」ことの重要性はよく問題としてあがっていますが、まずは実際に人の話の正しい聴き方についてポイントを確認をしておきましょう。
1.相手の話をさえぎらずに聴く
人が話している間に割り込んで話を横取りしないようにしましょう。
誰でも話の腰を折られると話す気持ちが萎えてしまいます。人の話は最後まで聴きましょう。
2.相槌の言葉を伝え、頷きを示し、聴いていることを相手に伝える
「私はあなたの話をしっかりと聞いているよ!」ということを相手に示してあげるためにも頷きながら相槌の言葉を添えて伝えるなど、思いをしっかりと表しましょう。
意外にも、この基本的な聴き方の2つができていない人が多いと感じます。特に、相手との関係が親しい間柄であればあるほど、しっかり話を聞かずに遮って話をはじめてしまうといったことがよくあるのです。親子、夫婦、恋人、友人・・プライベートな場面での人間関係はもとより、職場で部下や後輩が自分の考えや意見を必死で説明しようとしているのに、言葉を待てずに上司が割って話はじめてしまう。その結果、部下がやる気を失ってしまうといったケースも多く見られます。相手との信頼関係をしっかり築く上でも、人の話の正しい聴き方の2項目はおさえておきましょう。
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- 公開日 2011.08.15
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