女性視点がビジネスを変える
いま注目のビジネスウーマン
ビジネスの世界になくてはならない女性の力。そのトップを走るパワフルなビジネスウーマンの方々に、自身のお仕事や価値観についてお話しいただきました。
1年後に起業します!
そこからビジネスプランを考えはじめました。
起業のきっかけは2度。
1度目は「パイロット」受験失敗、2度目は「トップセールス」達成後。
起業のきっかけは2度ありました。
最初に起業したいと思ったのは、大学4回生の就職試験の頃。当時の私は、100社受けて1社も内定がでないという、かなりの就活苦戦学生でした。
そんなある日、キムタクのグッドラックというドラマをみて、直感的に、「パイロットになりたい!」と思い、すぐにエントリーしました(笑)
最終の手前というところまで行ったのですが残念ながら落ちてしまって、でもそのパイロットの試験を通じて、普段自分が聞けない話を聞けたり、空港の裏側を見せてもらったり、色んな世界を知ることができました。
その時、「世の中には自分が知らない世界がたくさんある」ことを肌で感じ、どうせ人生一度きりなら、普通の人生じゃなく、面白い生き方がしたい。
そして短絡的に「起業だ!」と思ったんです。
2度目のきっかけは、新卒で入社した会社で営業として働いていた2008年10月でした。トップセールスになるという目標を達成して、なかば抜け殻状態になっていました。
そんな時、当時担当していた経営者のお客様から、「将来片山さんはどうなりたいの?」と聞かれ、思わず、「起業したいんです」と答えました。 「その為に何をしているの?」と聞かれ、『何もしてません」と答えたとき、ものすごく怒られまして。。
「おまえは口だけや、やるかやらんか、今日この場で決めろ!そしてやると決めたら、期限を決めて動け!」と言われ、「じゃあ1年後の2009年10月に起業します!」と約束し、そこからビジネスプランを考えはじめました。
ただ当時は自分が何がしたいのか分からず、色んなスクールに通ったり、ビジネスプランを経営者の先輩に見てもらったり、色んなことをしている中で、自分の友人が、出産を期に仕事を辞めてしまったり、大好きな仕事を続けられないという現状を目の当たりにし、「もっともっと当たり前のように、女性が仕事と家庭を両立できる環境をつくりたい、働く女性が今後ますます増える中で、そこを企業に対して支援できる会社になりたい」と思い、この事業で独立することを決めました。。
起業当初は、失敗・苦労の連続・・・。
ようやく、感じた「やりがい」。
起業してみての感想は、しんどい分喜びも大きいという感じです。現在起業して1年9ヶ月ですが、1年半は、やってみるとうまくいかないこと、失敗の連続で、やってもやっても結果が出ないことの連続でした。
「この事業は求められてないんだろうか」とか、「私のやっていることは間違ってるんだろうか」とか「私って相当実力がないんだろうか」とか、色々な悩んだり迷ったりして、苦しいことばかりでした。
一生懸命土を掘りかえして、種を植えて、毎日水をやってお世話しているのに、一向に花は咲かず、咲いた!と思ったらすぐに枯れるようなイメージというか・・・(笑)
でも最近になって、徐々に種が実り始めて、風が吹き始めて、今までやってきたことが間違ってなかったんだと確信できるようになってからは、仕事の中での喜びややりがいは、今までの何倍にもなりました。
最初の頃は、なかなかお客様に思うような満足を提供できない日々が長く続いていたからこそ、お客様に喜んで頂ける、実際に女性が元気に働いてらっしゃる姿を見ることが、とても嬉しいと感じるようになりました。
また、スタッフが日々、ナチュラルリンクを成長させるために頑張ってくれている姿や、目標を達成したり成長している姿を見るときに、すごくうれしいなと感じます。
私自身が仕事も家庭も両立したいと思っているので、そういったことができる会社を自分の手でつくっていけるとうのも、とても楽しくやりがいがあります。
現在専務は産休中ですが、こんな出来たてのベンチャー企業でこの体制がつくれたもの、「自分で会社を起こしたらだなー」と思っています。
企業情報
- 公開日 2011.06.23
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