「人を育てる」教育現場で人材を育てる驚くべき組織づくりと
今後の展望


株式会社東京個別指導学院
代表取締役社長
齋藤 勝己

特選インタビュー

株式会社東京個別指導学院は、1985年から続く老舗個別指導塾だ。全国に245教室、生徒は3万5000人を抱える。その生徒たちを指導するのは、現役の大学生たち。代表取締役社長 齋藤勝己は、社会に出る前の学生たちが現場で指導できるようになるために、組織的な取り組みを行っている。生徒だけではなく講師も一緒に学び、成長する場として、これからの教育現場に求められる志を語ってもらった。

OB・OGの組織化

福井 リーダーとして成長したこの講師たちも、いずれは大学生のアルバイトということで、辞めてしまう時期が来ると思いますけれども、せっかくいい人材を育て上げて、辞めてしまうのはもったいないって、正直思うことはないですか?

齋藤 はい、そう思います。そこで、現在OB・OGの組織化に着手しています。心と心が繋がるプラットフォーム。ここをコンセプトに、OB・OGたちが交流できる場を作ろう。そんな思いで組織化を進めています。

蟹瀬 横への広がりをさらに大きくする、ということだと思うんですけども。最近の企業でも一旦離職した社員を、また巻き込む形で広げてるっていう企業も多いですよね。発想としては、同じような発想なんですか?

齋藤 はい。「アルムナイ(卒業生)」という言葉が、最近よくメディアにも出ていますが、当社の場合には、大学生のアルバイトですから、言葉にするとパートナーズ・アルムナイ、そんな感じでしょうか。

こちらは2018年9月に開かれたOB・OG会。かつて東京個別指導学院で講師を務め、現在は様々な会社で活躍しているOB・OG、およそ20名が集まった。業種は通信、自動車、福祉、官庁、コンサルティングなど多岐にわたるという。

(インタビュー:管理栄養士 大森 伽奈子さん)

大森 発足して第一期でお招きいただいて、本当に光栄に思っておりますし、普段接することのないOB・OGの方と接する機会がいただけて、普段聞けないお話がたくさん聞けるのかなっていうのと、縦の繋がりができるのかな、ということを期待してきました。伝えられることは、すごく限られてるかもしれないんですけど、就活の悩みとか、人一倍持っていた方だと思うので、そういうところで、悩みとかニーズに応えてあげることはできるかなと思います。

(インタビュー:コンサルティング会社勤務 沢田 航平さん)

沢田 実際にTKGを卒業したっていう繋がりがあると、喋りやすいですし、言ってることもわかりやすいですし、肌で感じることができたかなと思います。昔のことって結構忘れちゃうと思うんですけど、OB・OG会を通じてとか、同期と話したりとかして、思い出して、昔習ったこと、インプットしたことを忘れないようにしていければいいなと思います。

福井 今後は、このOB・OG会をどのようにしていきたいとお考えですか?

齋藤 活動の方向性として、大きく二つ考えています。一つは、現役の講師の支援です。講師の先輩として、それから社会人の先輩として、講師たちの相談に乗ってアドバイスをする、そんな機会を作りたいと思っています。現役の講師にとっては、とても貴重な機会になりますし、OB・OGにとっては「教えることは2度学ぶこと」こういう言葉がありますけれども、彼ら彼女らも自分自身を見つめる良い機会になる、そう捉えています。

蟹瀬 現役の講師というのは、当然のことながら未だ企業に勤めたりしてないので、経験は限られてますよね。それはOGやOBの人たちが集まってくれば、社会経験を積んでるいろんな業種の人たちが来るわけですよね。これは相当プラスになりますね。

心を繋ぐ

齋藤 はい、様々な分野で活躍してますので、生の声で就職活動は本当にいいアドバイスを受けられる、そう考えています。そしてもう一つは、OB・OGの公私間での交流です。様々な分野で活躍しているOB・OGたちというのもありますし、その前提として、教室こそ違えど同じ理念のもとで汗をかいて、心繋がるネットワークの中でいろんなことを学び、そして高め合えるそんなネットワークにしたいと考えています。

福井 でもアルバイトでこのように、辞めた後も繋がっていくっていうのはなかなかないと思いますから、講師たちは本当に嬉しい機会でしょうね。

齋藤 はい。人生100年時代ですので、一生ものの学びの機会を、彼らにプレゼントしたい、そう思っています。

働くことで学ぶ!目標に向かってポジティブに!それが主体的な成長を目指す 東京個別指導学院の進む道

ホスピタリティ経営

福井 さて、ここからは経営についてお話を伺ってまいりたいと思いますが、齋藤社長が目指す経営とはどういったものなんでしょうか?

齋藤 一言で言うと、ホスピタリティ経営です。当社にとってホスピタリティとは、関わる人との信頼関係を何よりも大切に、共に成長し、その喜びを分かち合うことです。ホスピタリティは、お客様に対してはもちろんですけれども、働く仲間同士を互いに学び合い、高め合う関係性へと育ててくれます。ホスピタリティをコアにした、人と人の成長が連鎖する、そのような経営を目指していきたい、そう考えています。

蟹瀬 今おっしゃったそのホスピタリティっていう言葉を共有するための、ある種の価値感とか、考え方とかが必要になりますね。そのあたりはどうなんですか?

齋藤 当社独自のホスピタリティの研修を全社員が受け、共有します。この研修は、日本ホスピタリティ推進協会で、資格を取得した社員が作ったものです。この研修を通して、ホスピタリティを体系的に学びます。その上で、教室現場で実践を通して自分のものにしていく、そのようなステップをとっています。

出演者情報

  • 齋藤 勝己
  • 1964年
  • 埼玉県
  • 中央大学

企業情報

  • 株式会社東京個別指導学院
  • 放送日 2018.10.28
  • 業種
  • 教育
  • 所在地住所
  • 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 新宿野村ビル25階
  • 資本金
  • 6億4,215万円

関連コンテンツ

運営会社

株式会社矢動丸プロジェクト
https://yadoumaru.co.jp

東京本社
〒104-0061 東京都中央区銀座6-2-1
Daiwa銀座ビル8F
TEL:03-6215-8088
FAX:03-6215-8089
google map

大阪本社
〒530-0001 大阪市北区梅田1-11-4
大阪駅前第4ビル23F
TEL:06-6346-5501
FAX:06-6346-5502
google map

JASRAC許諾番号
9011771002Y45040