日本の老舗製油メーカーが
目指す「小さくて強い会社」
その世界戦略とは
太田油脂株式会社
代表取締役社長
太田 健介
太田油脂株式会社は、1902年に愛知県で創業し、1930年から製油製造業に事業転換を行った老舗製油メーカーだ。その技術力と質は高く評価され、宮内庁や伊勢神宮にも献納されるほどだ。代表取締役社長 太田健介はもともとやっていた音楽活動と経営に相関性を見出し、経営戦略にも取り入れている。その大胆かつ綿密な事業展開は、日本のモノづくりメーカーの道標になる可能性を秘めていた。
坪井 さて番組ではリーダーズチョイスと題しまして、ゲストの方に選択の基準、敬愛の人、賢者の文。こちらの三つの中からカードで一つを選んで、お話しいただきたいと思います。それでは太田社長、よろしくお願いします。
太田 はい。
蟹瀬 選択の基準を選ばれました。
太田 はい。
蟹瀬 太田社長にとって、選択の基準ってどんなものがあるんですか?
太田 意思決定するときに「ワクワクするか、世の中のためになるか」。ワクワクしないとずっと続かない。気持ちが続いていかないのではないかな、というふうに思ってます。かつ、世の中のためになっていることが、続いていくというふうに捉えてます。
坪井 今後の展開に関しては、どのようにお考えですか?
太田 「えごまで世界を健康に」というのが、当社の現在のスローガンであります。今、日本でえごまを広めていくこと。健康になっていただくこと。これは今まで以上により深くやっていくんですけども、また次は、世界中のみんなが健康で笑顔になっていく。そういったことを、これから目指していきたいと思ってます。それはもちろん「小さくて強い会社」になっていくことでもあると考えています。
蟹瀬 それはある意味では、本来日本企業が持っていたアイディアかもしれないですね。これからもぜひ頑張ってください。
太田 はい。頑張ります。
蟹瀬 ありがとうございました。
坪井 ありがとうございます。
太田 ありがとうございました。
選択の基準―ワクワクするか、世の中のためになるか。この二つが同時に満たされないと長続きはしない。この考えに照らされた道を歩み、太田油脂は小さくて強い会社を目指す。
※出演者の会社名・役職など掲載情報は、収録当時のものとなります。
※著作権保護の観点から、記事・動画の無断転載・流用などを禁じます。
出演者情報
企業情報
関連コンテンツ
カテゴリー別特集
リンク