日本の将来を担うリーダーの共演!世界の課題を解決する起業家の最前線
坪井俊輔(Sagri株式会社 代表取締役)
森川春菜(オングリット株式会社 代表取締役)
中国や韓国と比べて起業家が少ないといわれる日本。今後の日本を引っ張っていくリーダーの創出は国の課題といっても過言ではない。そういった中で、起業家を支援するコンテストが「日本アントレプレナー大賞」だ。このコンテンテストでは毎年、数々のユニークなビジネスアイディアが集まり、未来のリーダーたちが鎬を削っている。今回は、2018年、2019年で大賞を受賞した二人のリーダーを招き、その起業精神やスタートアップの取り組みに迫る。
坪井 そうですね、僕は結構夢を追っているときがすごく多くて、小学生のときはいわゆる宇宙飛行士になりたいと。中学生のときは、宇宙エレベーターを作りたいと言ってたんですよね。
蟹瀬 宇宙エレベーター!!
坪井 そうなんです。結局、その後、僕は大学に入ってから宇宙の研究に辿り着いて、研究を少しでもかじることができたことで、今の事業にも繋がっていると思っているので、結構、人生で描いてきたものというものが、事業に落とし込まれているような形なので、心の底から出てくる言葉だったりとか、あるいは夢、ビジョン、志っていうところが、今の事業を作っているんじゃないかなと思います。
蟹瀬 社員の方とコミュニケーションをとるために合宿をなさってるっていうお話伺いましたけれども、具体的にはどういうお話をなさってるんですか?
坪井 大阪メンバーと東京メンバー集めて、緊張ほぐした後に、ブレーンストーミングという形でいろんなアイディアをそれぞれから出してもらって、社長に対してこう思ったと言えなかったっていうことを、ぶちまける会っていうんですかね。そういうところの鬱憤を出してもらうことで、より親近感を覚えるような場を作ったというのがありました。
蟹瀬 さぁお話伺ってると尽きないんですけれども。続いては森川さん。この方に伺ってます。
(インタビュー:オングリット株式会社 取締役 本部長 夫・森川 歩さん)
森川 どんな地方に行って全く知らない土地であっても、大体友達ができるタイプ。立ち上げてから今まで「これは困った!」っていう皆さんスタートアップは必ずあると思うんですけど、うちはないんですよね。いろんな人に協力していただける、何か特殊な能力を持ってるかと思います。
優先順位がつけられない。すごくいっぱいやらないといけないことがある中でも、優先順位をもう少しつけてもらうと、皆さんが助かるんじゃないかなと思います。
蟹瀬 今でもね、ご主人のお話だと、とっても社交的でお話好きで、テレビのときはやっぱり緊張するんですか?
森川 そうなんですよ。ビジネスプランコンテストにだったり、カメラが回っている場所だとすごく緊張してしまって、思ってることの全ては言えないですね。
蟹瀬 アントレプレナー大賞のときのプレゼンテーションなんて堂々とされてましたよ?
森川 そうですか?ありがとうございます。緊張しますね。
蟹瀬 よくありますけど長所短所がありますよね。自分で分析されてどうですか?
森川 人と仲良くなるスピードが速くて、本当にもうずっと応援していただいたりする、親交を深めるのが自分の長けているところなのかなっていうのと、一方で緊張してしまうのが短所なところだなと思っています。
蟹瀬 でもご主人のお言葉によれば、プライオリティがつけられない。そうなんですか?何を先にやっていいか。
森川 ふふふ。
蟹瀬 大体あれですか。簡単な方からやっていくタイプの人と、難しい問題から片付けていく人と、大体2つに分かれるんですけどどっちですか?
森川 どちらかというと難しい方からですかね。
蟹瀬 それは正解だと思いますよ。
森川 そうですか。
蟹瀬 だって簡単な問題って、時間限られててもすぐ解決できるわけですよね。難しい問題って、時間のあるときしか解決できないですからね。だから、ご主人は間違ってるんじゃないですか?
森川・坪井 あはは。
蟹瀬 それでは、最後にお伺いしたいんですけども、起業する上でお2人が一番大事だと思ってることは何なのかということなんですが、坪井さんの方からいかがでしょうか。
坪井 私が一番大事だと思っていることは、チャレンジする精神だと思っています。何か課題を発見したりとか、これ何か試してみようかな?と思うときに一歩踏み出せる力。そこから開ける領域があるんじゃないかなと思っているので、チャレンジする精神を持つ、そしてその行動をすることがまず大事だなと思っています。
蟹瀬 森川さんいかがですか。
森川 私はやっぱり相手の立場に立ち、ニーズを的確にキャッチして、その課題を解決するところを大事にしています。
蟹瀬 常にやっぱり相手の気持ち、ということですよね。
森川 はい。社名の「グリット」なんですが、やり抜く力、やり続ける力、諦めない力っていうとこから取ってまして、その精神で課題解決に努めていきたいと思っております。
蟹瀬 今回本当にお2人からね。若いエネルギーをいただいてっていう感じがしますし、さらにレベルアップしてですね、課題を解決していっていただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。
坪井・森川 ありがとうございました。
※出演者の会社名・役職など掲載情報は、収録当時のものとなります。
※著作権保護の観点から、記事・動画の無断転載・流用などを禁じます。
出演者情報
企業情報
関連コンテンツ
カテゴリー別特集
リンク