原点こそ大事!「色々なところに手を出して成功している人を見たことがない」の信念
カーコンビニ倶楽部株式会社
代表取締役社長
林 成治
「厳しい状況であれば、じっくり根を張っていくのが一番だ」。各分野に広がりを見せるフランチャイズビジネスにおいて一大成功を収めた男の、一貫した姿勢から生まれる戦略的イノベーションとは?
林今までカーコンビニ倶楽部に足を運んでいただかなかった方が、初めて来てくれるという、新規開拓という部分で期待しています。
蟹瀬今後のフランチャイズビジネスですが、どういう展開をお考えですか?海外とか色々なことが考えられると思うんですけれど。
林今後のフランチャイズビジネスで私が考えているのは、二つ区別しなくちゃいけないのは、日本国内でのフランチャイズビジネスをどうしていこうかということと、海外での展開をどうしていこうかという事でございまして、私は日本の車の市場、カーアフターマーケットの市場が飛躍的に増えるとは、はっきり申し上げて思ってないです。
蟹瀬人口は減ってますしね。
林車の所有率が減ってどうのこうのという流れがあるんですが、そうはいっても、昨年一年間で、車の整備関係に費やしたお金というのは5兆6,000億あるんですよ。その5兆6,000億のシェアをどれだけ高めていくかという、そういう事だと思っています。ですから、カーコンビニ倶楽部の加盟店の数も増やしていきますけど、そこでの売り上げをどんどん上げていき、全体でのシェアをどんどん高めていくという事を考えております。一方で、海外に関しましては、まだまだ成長余力がありますので、カーコンビニ倶楽部の広報を紹介しながら事業を展開していって、私は海外で事業を広げていってそこで大きな拠点を作っていこうという事も考えていないんです。私は海外で利益を上げますけども、その利益は必ず国内に還元して、国内の加盟店の方々のために有効に活用したいと思っています。
蟹瀬フランチャイズの中で大事な考え方ですよね。
白石社長のカーコンビニ倶楽部に対する愛がすごく伝わったんですけども、社長の車に対するこだわりはどのようなところですか?
林私は車というのは単純に移動手段のものじゃないと考えておりまして、車というのは自分の思い出が詰まっている宝箱みたいな、そういうことを感じていますので、誰を乗せてどこに行ったというのは今でも覚えています。
蟹瀬誰を乗せてたんでしょうね(笑)
林ですから、とにかく綺麗にします。
蟹瀬それが今のビジネスに繋がってきているわけですよね。
林好きなことを仕事にしているので幸せだと思っています。
蟹瀬加盟店の方も車が好きなんですか?
林大好きですね。車が好きでゴルフが好きです(笑)
蟹瀬そういう意味では、こういったフランチャイズビジネスのあり方というのも、今までの本店があって、そこから色々な販売のところへつながっているという考え方ではなくて、お客さんとのダイレクトなコミュニケーションをきちっとしなくてはいけないということが重要になってくるでしょうね。
林おっしゃる通りですね。
蟹瀬是非私の車もよろしくお願いします。
林なんなりとおっしゃってください。
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