SNSの可能性。mixiの未来展望から読み解くグローバル戦略の重要性とは
株式会社ミクシィ
代表取締役社長
笠原 健治
現在は若い世代を中心に2100万人以上の人々が利用しているソーシャルネットワーキングサービスmixi。学生時代からすでに起業したという株式会社ミクシィ 代表取締役社長 笠原健治が語る、この新しいビジネスとは一体、どのようなものなのか。インターネット時代の新しいコミュニケーションツール、ミクシィの未来を問う。
蟹瀬もう一つは、未来に向かっての考えなのですが未来戦略のキーワードというのもこの番組では書いていただいて。続けて、お願いして良いですか。
笠原はい。
蟹瀬これは、分かりやすいですよ。
笠原そうですね。「グローバル」。うちの会社もグローバル戦略というのが本格化し始めてですね。あまり詳しく中身までは、さっき言った程度にしか言えないのですけれども。そこをしっかり遂行していきますと。目立つところとしては、世界に通用するブランドにミクシィというのがなっていきたいなというところですね。やっぱり、グローバルに、世界において通用するブランドになっていかないと長い目で見た時には、ユーザーの方とか、パートナーの方とかが離れていってしまうリスクがあると思っていてですね。
あるいは、人材採用とか人材活用っていう観点で見てもグローバルで勝っている会社に勝つのが難しくなっていくというところがあると思うんですね。そういう意味でもしっかり世界で通用するプロダクトに変革していく必要があると思っています。
蟹瀬グローバルって言った時に、日本の位置づけと言いますかね。日本は、やっぱり本拠地として存在するのか。あるいはやっぱり、そうじゃなくてまさに地方に分散型って言いますかね。いろんなところにいろんな形の機能が存在する形になってくるのですかね。
笠原その辺は、これからなのですけど。
蟹瀬僕の今の質問の個人的な興味っていうのは、本社企業っていうのを既に海外に移している企業っていうのがありますよね。これは日本全体から見るとあまり嬉しいことではないのだけれども、だけど現実としてそういうことが起きている。やっぱりそういうことが起きる可能性ってあるのですか?
笠原ミクシィは、個人的な思いとしては、日本に貢献したいと。日本に税金を落として、貢献してきたいと思っています。
蟹瀬もうもう時間の方も無くなってきていますけれども。ベンチャー。自分で起業を起こして、それこそ21歳の方々がですね。テレビをご覧になっていると思うのです。そういう方々にメッセージをお願いしたいのですけれども。
蟹瀬失敗を恐れずにというと非常に平凡なのですけど、やっぱり多くの方がチャレンジする文化になっていってほしいと。たくさん挑戦がある文化になっていくと、たくさん実験があればこそっていう話になっちゃうのですけれども。
その中から一握りの成功が生まれて、それは、多くのチャレンジがあった中の一握りの成功っていうのは世界的にも通用するプロダクトであることが非常に多いと。そういう意味では、日本初のグローバルに通用するベンチャー企業、あるいはそういう若者っていうのがどんどん出て来てほしいなと。その優秀な人ほど起業家になるとかですね。優秀な人ほど新しい産業に行くっていうそういう文化が、そういう循環が出来てくると日本も面白くなっていくんじゃないのかなと思っているのですけれども。
蟹瀬なるほど。是非、そういうふうになってもらいたいですね。今日は、どうもありがとうございました。
石田ありがとうございました。
笠原ありがとうございます。
※出演者の会社名・役職など掲載情報は、収録当時のものとなります。
※著作権保護の観点から、動画の無断転載・流用などを禁じます。
出演者情報
企業情報
関連コンテンツ
カテゴリー別特集
リンク