「駐車場から始める都市計画」。日本の街と経済を変えるオウムガイ導線？

正解　導線

大嶋車の流れですね、これが一方通行の一筆書きになっているかどうか。それなってればですね、今の問題解決できます。

蟹瀬なるほど。

車の導線が相互通行の場合、車同士の交錯が激しいため危険で渋滞になりやすい。一方、車の導線が一法通行の場合車同士が交わることがないため、流れがスムーズになり安全で渋滞が起こりにくいと言う。

オウムガイと導線

大嶋このオウムガイなんですが、よく見ると螺旋状なんですね。形がちょうど螺旋状になってるところと駐車場の導線というのは、大変よく似ている。

蟹瀬だけどそういうのっていうのは設計する段階から考えられているべきものなんじゃないですか？

駐車場の問題

大嶋これ世界中なんですけど、できてない。それはね皆さん一生懸命やってるんですがね。出入口の問題、それから今の基本導線の問題、はい何々の問題、と次々にでいてくるんですね。

蟹瀬どういう風に変えていきたいという風にお考えなんですか？

大嶋これはですね、駐車場に価値を与えたいなと。

駐車場に価値を与えたい

大嶋駐車場は今付帯施設。

蟹瀬バリューですね？

大嶋そうです。そうするとどういうバリューアップを図るのか。安全安心サービスプラスアルファの機能を高めることによってそれによってバリューもあげてくと。

蟹瀬都市計画の中ではどういう位置づけになるんですか？

大嶋今ですね都市計画というのは都市計画作ってどっかに駐車場作ってというのが大部分なんですが、私から言わせるとまず駐車場の計画を作ってから都市計画をしませんかと。あの、なぜかと言うと走る機能は道路で、止まる機能は皆さんころっと忘れてる。止まる機能がなかったら都市交通体系維持できない。だから駐車場をまず作って、それから都市計画を考えたらいかがでしょうかということが価値のひとつで、そういう駐車場目指したいなと。

蟹瀬まさに逆転の発想ですね。

見える化

蟹瀬これまでお話を伺ってると駐車場の問題点というのは随分我々もわかってきましたけれども、駐車場綜合研究所としてはこの問題解決を、どのような事業で展開していこうという感じなんですか？

大嶋一つ目はあのコンサルティング事業でございますね。