織田信長家臣から始まる400年企業の、「従業員」と歩んだ変革の歴史とは
綿半ホールディングス株式会社
代表取締役社長
野原 勇
綿半ホールディングス株式会社。1598年初代野原半三郎が長野県飯田市で綿屋として創業。明治に入り綿の商いから金物店へと経営転換。1949年株式会社綿半銅鉄金物店を設立。その後スーパーセンター事業、建設事業、貿易事業など多岐にわたる分野に進出。
2003年組織再編を行い現在の綿半ホールディングス株式会社に改称。創業から420年その歴史を受け継ぐのは代表取締役社長野原勇。
社員が力を合わせて一つになることで社会の期待に貢献で答えるそれが綿半に息づく変革の精神。
白石さて番組では賢者の文と題しましてゲストの方の心に秘めた一言を書いていただいております。野原社長よろしくお願いいたします。
野原はい。人財です。
白石こちらの言葉に込められた思いというのは?
野原私どもは人を財産という考え方でありますんで。
野原財産というのは常に磨きをかけていかないと古びていくと言うか、家も住んでいなければどんどん老朽化していくみたいな形なので、そのための教育の仕組みというのを常に入れて行こうという思いがあります。人が財産なんだと言う考え方で経営をやっております。
中谷だからこういう今日は変革と成長というお話なんだけど、その言葉に見られるように結局は会社が変革、成長していくということも続いていくということも、人が変革、成長していくことですね?
野原そうですね。
白石最後になりましたけども、今後の展開はどのようにお考えですか?
野原グループの一体感ということで個別事業の中でですね、それぞれをどう伸ばしていくという戦略を今まで取っていたんですけれど、それが昨年の5月のチェルシーフラワーショーというのでメダルを取ったというのをきっかけにして、今度は一体感、例えばホームセンターなんかでリフォームとかをですね建設の事業と連携してやるとか、あるいはですね、貿易の事業で天然原料の輸入をしてますけれど、そういうものを今度化粧品にして販売するとかそういう形でですね、また新しい形の事業というのをここ数年試行錯誤繰り返しながら作っていきたいなという風に考えております。
白石では社長にとって綿半の一番の魅力と言うとどんなところになりますか?
野原綿半の場合というのはそうやって私みたいな外部で経験してきた人間が入り込むことで、常にリフレッシュされてるといいますか、今の株式市場だとどうしても社外取締役を何人入れてとかプロパーの人じゃダメという話にはなるんですけれども、まあ弊社の場合にはそれが当たり前のようにホールディングス制ではもう8割の役員が外から私もそうですけども来てますので常に新しい血を入れて、というのが逆に続いて来ている理由かもしれませんね。
中谷思った以上に包容力というか吸収力があるもんなんですね。
白石本日はどうもありがとうございました。
野原ありがとうございました。
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