初の宅配ロッカーを生む「お客様にサービスしかできない」24時間顧客主義
株式会社フルタイムシステム
代表取締役
原 幸一郎
目まぐるしく変化する世界経済と地球環境、かつてない変化とスピードの時代に我々は、どう向き合うのか?時代を牽引する賢者にその答えを聞く。ターニングポイント、賢者の選択。宅配便年間取扱量32億個。不在時でも受け取れる宅配ロッカーで成長を続ける株式会社フルタイムシステム。
安心・安全の提供を追い求める原社長。次は、マンションに住む人を対象とした意外なビジネスを始動させていた。フルタイムシステムの新ビジネスは、千葉県君津市にある貸農園が舞台となっていた。
関係者僕らは、いつも考えるのが集合住宅のお客様のことをやっぱり考えて集合住宅に住むお客様がどういうサービスを欲しがってて、どういうマンションに住みたいのかっていうことをいつも考えるんですね。それから、商品づくり、サービス作りっていうのが始まって提供すると。
それが今までは、マンションの中の設備だったり施設だったりサービスっていうことを注目してやってきたんですけど。これからは、住む方がマンションだけではなくて、住んだことによってどういうサービスが受けれるか。ここに注目しようということで都会に住む都心者の方に足りないもの、これは何かっていうとやっぱり健康で、自然体験っていうことに引っ付いたことですね。
フルタイムシステムは、マンション関連会社と連携して貸し農園付マンション。マンション・オーナーズ・ファームという新サービスを展開している。
関係者この農園サービスっていうのは、マンションコミュニティの中でイベントも考えていただいて、マンションコミュニティの中で一緒にバーベキューの食材を切ったりですとか。そういう横のつながりが無いと出来ない仕掛けになっているので、そういう意味ではご近所さん。同じマンションに住んでいる人たちとの会話、仲良くなる一つのツールとして使っていただくと。
マンションオーナーズファームの最大の特徴は、地元農家の方がインストラクターとして指導してくれる点にある。普段、農作物の世話をまかせ集客時期に来援できない会員には、集客した作物を宅配までしてくれるのである。
マンションオーナーズファームのサービスを受ける居住者は、自由に農園を利用できるがマンション単位でバスをチャーターして独自のイベントを開催するなどフルタイムシステムがその運営管理を担う場合もある。
関係者ドア・トゥ・ドアで。そのコミュニティというのが、なんていうんですか。凄く狭い範囲にありますので逆に言うと東京駅とか新宿駅とかに集合ではなくて、それだたらマンションで借りていただける農園であれば、下まで行けばお父さんが仕事でいなくても奥さんと子供だけでも安心して参加できると思うんですよね。
なかなか行きたくてもいけないっていう方もいらっしゃるのでそういう意味では、マンションの下まで迎えに行って、マンションの下まで送ってあげるっていうのが一番、交通の便を考えてもですね。一番良いのかなというふうに思ってます。
この新事業もまた利用者の声を吸い上げ、進化していくことだろう。
関係者やっぱり次は、この農園と海、漁業の方っていうのもつなげてですね。1日通して、海と山で遊べるようなそういう企画をちょっとしたいなと思ってます。
蟹瀬こういうあれですね。貸し農園付きマンションっていうのは、デベロッパーの方にとっても非常に良いというふうにメリットがあると。
原これはね。元々ね。農業をやろうと。何年くらい前ですかね。5年ぐらい前に非常に思ったんですよ。
蟹瀬農業に参入したってどういう想いから?
原これはね。やっぱり安心・安全をね。うちのお客さんいるじゃないですか。そのお客さんに安心・安全の商品をお届けしようと。これはもう自分のところでね。無農薬を作っていこうと。これしかないと。
生産から、要するに流通・販売まで全部一貫してやろうと。そういう想いですね。それしかないと。それで今、アスパラとかですね。2万坪くらいありますんで。冬は、芋とか福芋とかいう名前付けたりね。喜ばれてますよ。
蟹瀬どうなんですか。こういう農園付きのマンションっていう利用者の方には、相当好評なんですか?
原そうですね。これはね。ちょっとあの千葉の方でやってるんですよ。これもお客さんお声なんですけれども。うちは農業法人を持っていますから千葉でも受け入れられたんですけど。現地の方とご一緒にやってるんですけど、初めにデベロッパーさん売りたいじゃないですか。売りたいのは、農業のこういうアイディア付けて売ったらどうですかと。農業のこういうの付けて売ったらどうですかというアイディア持って行って、もうピッタリと合ったわけですけど。お客さんは、また連れて行かれるでしょう。連れて行きましたらですね。そのお客さんの奥さん、子供がおられたわけです。それが、土を触ってきましたら人が変わってくるんですな。
蟹瀬それ、なかなかチャンスないですからね。土から学ぶことって本当多いですよね。
原そしたら、本当に変わってくるんですよ。この前、田植えの時もやったんですけどね。行って奥さんも喜ばれて、知らん人同士で仲良くなるんですよ。
蟹瀬そこに新しい人間関係を生まれると。
原そこで一緒にバーベキューされてます。
蟹瀬世代もあれでしょう。お年寄から……。
原お年寄から若い人まで。奥さんたちなんてその次行ったらご主人に電話かけて家帰ったらすぐ長靴こうてます。何するんですか?「いや次は、田植祭だからね」田植祭やらないかん。
蟹瀬都会の中で人間の関係って劣悪になっているけどもそれがこういう一つの試みで、まさに有機的につながっていくと。
原それもう長くやっているでしょう。もう皆いいですよ。本人が収穫祭とか来られるわけですよ。来ないときは、そちらの荷物を、商品をお送りすると。そしたらみんなね。お互いに美味しいものを食べれて、その場で取ってバーベキューして、ぜんぜん知らん方ですよ。本当に集まって皆で一緒にやられるんですよ。
蟹瀬生産地からの宅配っていうそういうものもやられるんでしょう。
原そうです。
蟹瀬そうですよね。それはもう宅配ロッカーを使われるんでしょう。
原宅配にしまして。うちのICカードシステムとか使ってですね。安心・安全なお届を食配ラボってかたちでやっていこうと。これは高齢の方とかですね。あと男性の方とか非常に多いじゃないですか。高齢者の方は、本当にだんだんと買いに行くのが大変やと。この方々にちゃんとお届けしようと。ICカード使って自宅までお届けするとか。それを24時間、ICカードで入る、入退間、全部うちのICカードで管理してますから。いつ入ったと。もし、そこに入ってですね。ロックされてる場合は、持って帰ったり、細かいサービスを……。
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