「あてにしない、あきらめない」、現場も人生も切り開くエンジニアリングの力
三機工業株式会社
代表取締役社長
長谷川 勉
三機工業株式会社。1925年、旧三井物産機械部を母体として、三機工業株式会社が設立。関東大震災からわずか1年半、建築工事設備会社として、復興の重要な役割を担いながら成長。その後、高度成長を支える建築設備工事業として発展。また、人と技術の力で数々の賞を受賞するなど名実共にリーディングカンパニーとして業界を牽引している。バブル崩壊、不況の波をものともせず、成長をし続ける三機工業の強さを、代表取締役社長長谷川勉はこう語る。
宮川三機工業ではどういった人材を求めていらっしゃいますか?
長谷川そうですね。全部がエースで四番打者というわけではないですから、いろいろな人がいていいと思っています。物作りが楽しい、あるいは自分の成果物を誇りに思う、そんなことを思ってもらえるような人材が来てくれたらと思っています。
ドーキンズそして、総合エンジニアリング会社としては、今後の展開は、どのようにお考えでしょうか?
長谷川はい。やはり基本の技術、要素技術がしっかりしていれば、どんな要求でも社会の変化に対応できると思います。また、それを学ぶのが先ほどの三機テクノセンターになるのかなと思います。
機械がものを製造するのではなく、人がものを作り、人の努力がその質を高めていく。それが三機工業が守り続けるエンジニア精神。
長谷川準備をして、それで次のステップにあきらめずに進むと。
伝統を守りながら、新しい時代に立ち向かう、長谷川の原動力とは。
ドーキンズさて番組では、リーダーズチョイスと題しまして、ゲストの方に選択の基準、敬愛の人、賢者の文の3つのカードの中からひとつを選んでいただき、お話しいただきたいと思います。それでは長谷川社長。おひとつお選びください。
長谷川どうしようかな。真ん中で。賢者の文。
ドーキンズ長谷川社長の心に秘めた一言を、一筆書いていただきたいと思います。お願いします。
宮川分かりやすい言葉が出てきましたね。
長谷川「あてにしない、あきらめない。」
宮川これはどういうときに、この言葉が出てきたのですか?
長谷川あらゆるときです。自分自身に対しても、上手くいったらこうなるなというのがあって、あてにして予定してしまうと、だめなときに非常にリスキーなので、あてにしないですし、かといって期待をしなければ次はないですから、そういう意味での「諦めずにやる」。
だけどうまくいかない、あてにしない、あきらめない、これの繰り返しを、仕事でも遊びでも、自分自身でも人に対しても、こういう考えで、今、やっています。
宮川これからどういうふうに進めていかれる予定でしょうか?
長谷川もちろん期待はしています。「あてにしない」というと期待しないみたいですが、期待はしているのですが、それがだめだったときはきっちり準備をして、次のステップへ諦めずに進む。でもやはり期待をして、いろいろなことを考えて、だけどあてにしすぎずに、だめなときも諦めず、という形でやろうと思っています。
宮川会社の雰囲気が良いと思いました。ますますのご発展をお祈り申し上げます。今日はどうもありがとうございました。
長谷川こちらこそありがとうございました。
賢者の文。「あてにしないあきらめない。」過度な期待をするよりも見極めが大切。あてにせずしっかり自立しリスク管理をする。しかし希望は捨てずあきらめない気持ちで前進するのみ。
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