毎日1,000通の手紙を読む!「お客さんの声は宝物」の誠実さ
株式会社壱番屋
創業者 特別顧問
宗次 德二
家庭料理の定番、カレーライス。チェーン化は難しいとの世間の常識を打ち破り、夫婦二人三脚経営で成功をつかんだ男がいた。「もう自分がいいと思ったことは、やっぱり社員の人にも味わっていただきたい」。海外合わせて1,000店舗以上にのぼる成功の秘密とは?
宗次これは別に目的があって入ったのではなくて、卒業する間際に運転免許を頂きまして、将来自分も自動車学校の指導員さんになりたいということで、運転をする仕事に就きたかったんです。新聞の求人欄を見ていましたら、営業マンを求むということで、自動車に乗って営業してくださいという会社を見つけまして、たまたま面接を受けた会社が不動産取引の会社だったんですね。
蟹瀬そしてその後転職されていますよね? 大和ハウスへ。これはどういう理由からなんですか?
宗次3年ほど不動産取引の会社で従事しまして、18歳から21歳まで勤めたんですが、取引のノウハウを一通り覚えることができたので、今度は建築の勉強をしようかなということでした。
蟹瀬面白かったですか? その当時、仕事は。
宗次面白かったですね。
蟹瀬この大和ハウスで運命の出会いがおありになったわけですね。
宗次はい、そうです。うちの奥さまと21歳のときでしたね。
蟹瀬宗次さんが21歳のときに?
宗次そうですね。
蟹瀬そしたら奥さまはもっと若い……。
宗次19歳でしたね。高校出て事務職に就いて半年少々のときでしたね。毎朝、私は誰よりも早く会社に行って、そうすると結構早く出社してくるんですよね、うちの嫁さんが。明るくて元気があっていい子だなと勝手に思って、いろいろな人の指示をてきぱきとこなして、それに惚れましてね。こういう人と結婚するといいのかな、なんて思いまして。
蟹瀬プロポーズはいつ頃なさったんですか?
宗次もうその2カ月後ぐらいです。
蟹瀬何回目のデートぐらいで?
宗次2回目のデートで。
勝早い(笑)。
蟹瀬積極的ですね。
宗次ええ。私の友達と4人でデートしまして、帰りに「あの子と僕結婚するんだ!」なんてはっきり言ったことを覚えていますから。
蟹瀬そして結婚なさって、それからもう、すぐ独立ということを考えられた?
宗次そうですね。
蟹瀬それはどういう理由なんですか?
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