日本のこれからを担う
2人の起業家。夢と情熱で
世の中に貢献するヒント


西田亮介(株式会社チトセロボティクス 代表取締役社長)
倉原直美(株式会社インフォステラ 代表取締役CEO)

特選インタビュー

近年、日本では「アントレプレナー(起業家)」、夢を持って行動に移す若者が減少してきていると言われている。そこで、今回は「日本アントレプレナー大賞」を受賞した2人の起業家を招き、起業の背景やこれからの展望を語ってもらった。2人のアントレプレナーの目に映る「夢」と「情熱」、「起業に対する姿勢」はこれからの若者に対する明確なメッセージが込められていた。

宇宙の通信インフラ構築の必要性

ドーキンズ そもそもの質問になってしまうかもしれないんですが、宇宙の通信インフラを構築するっていうことはなぜ必要なんですか?

倉原 今、本当に衛星ビジネスっていうのが成長している段階です。この通信時間っていうのが衛星ビジネスの産業そのものが成長するボトルネックになりかねない。こういったインフラを作ることで逆に新しい衛星ビジネスも生まれるかもしれないし、今あるところも成長していける。
逆にこれがないと、いつまでたってもその40分の壁を越えられずに世界中に自分でアンテナを立てていかないと事業が成長しないという事態になりかねないですね。

スペースワールド 宇宙への憧れ

ドーキンズ ここからは倉原さんご自身の話もお伺いしたいと思いますが、小さいころから宇宙に興味がおありだったんですか?

倉原 はい。小学生ぐらいのときからずっと宇宙に憧れていて、宇宙飛行士になりたいと思っていました。

ドーキンズ きっかけは何だったんですか?

倉原 閉園してしまったんですけれど、スペースワールドという遊園地が北九州にありまして、そこに親が連れてってくれました。そのときにすごく衝撃を受けまして、宇宙に行くとこんな世界が待っているんだっていうことを刷り込みのように、いつか行ってみたいなっていうふうに思い始めました。

工学科へ

ドーキンズ 大学では工学を学ばれていますが、宇宙飛行士の夢というのは諦めてしまったんですか?

倉原 いえ、宇宙飛行士になりたくて、工学に進みました。実は小学校のときに宇宙飛行士の募集要項を当時のNASDA(ナスダ)からと取り寄せたんですね。

ドーキンズ 小学生で!?

蟹瀬 すごいねぇ!

倉原 そのときに募集の条件として理工学の経歴があること、というようなそういった感じの条件が入っていまして、宇宙飛行士になるには理系に進まなきゃいけないんだ、とそのとき思って高校大学と理系を志望しました。

蟹瀬 夢を叶えるためとはいえですね、苦手な理系の勉強は苦にならなかったですか?

倉原 そうですね。もうずっと宇宙飛行士になりたい。宇宙に関する仕事がしたいっていうところだけでここまで来ました。

ドーキンズ 今でも宇宙に行ってみたいという気持ちは?

倉原 行ってみたいです。本当に。

蟹瀬 やっぱりその夢を持ち続けるってことが大事なんでしょうね。

倉原 そうですね。多分。これから先何をするにしても、宇宙関係の仕事っていうところは変わらないと思います。

小さいころ夢見た宇宙が今ビジネスとして結実。インフォステラが目指すシェアリング、それが新たな宇宙ビジネスの希望のステラになる。

2人のアントレプレナーが唱える「非常に求められる資質」とは?

アントレプレナー

蟹瀬 さて、ここからは2人に今回のテーマであります「アントレプレナー」についていろいろお話を伺ってまいりたいと思うんですけれども、日本ではなかなか起業家が育ちにくいという話を聞きますよね?これはお二人からご覧になっていて、どの辺に問題点があるというふうにお思いですかね?

西田 「リスクをとる」という言葉があまり重いと、言うふうに考えられるのかなというふうに思います。理由は、最初の段階でお金がない、時間がない中でどんなことをしてみようってできる範囲の中でやってみればいいことが、つい「アントレプレナー」という言葉になってしまうと、すごくたくさんのリスクを取って飛び込まないといけないっていう心理的なハードルが大きくなるのかなぁと考えていますね。

蟹瀬 倉原さんはいかがですか?

倉原 起業家精神が日本にないとは思わないんですね。例えば、今の大手の自動車メーカーさんも家電メーカーさんも昔はスタートアップ、もしくはベンチャーみたいなものだったと思うんです。
今のスタートアップが少ないんじゃないかっていう意見については、逆に今の大手会社さんか良すぎるっていうところが安定志向に傾く原因になっているんじゃないかなと少し思います。

蟹瀬 なるほど、企業に中にいる方が居心地がいいから出にくいと。お二人は最初の一歩を踏み出すとき、どういうお気持ちで踏み出されたんですかね?

倉原 私の場合は本当自然な流れだったというか、会社で仕事をしていて「この会社にいても自分のやりたいことっていうのができなさそうだな。できるとしてもずいぶん先になりそうだな」と。じゃあもう自分でやるしかないなと。すごい大きな決断っていうよりも、本当にだんだんと意識が変わっていったっていう感じでした。

蟹瀬 西田さんはどうだったんですか?

西田 今回のチトセロボティクスについては、2年の準備期間を設けたんですね。やっぱり早く成長する起業を作りたかったっていうのもあるからなんですけど、実は最初の起業は他にやる人いなかったので仕方なくっていう起業でした。良いもの作ったんだけど誰も売ってくれそうにないので、自分の会社作るしかないとなって作りました。

蟹瀬 でも良いものがまずあったってことですね?

西田 そうですね。自分が欲しいものを作って、それが他の人に聞いても「良さそうだね」っていうふうに言っていたので「これはどうやったら手に入るんだい?」って言ってもらえて、「売りたいんだけど売る箱がない」って話をしたら「起業しかないよ」って言われて起業しました。

蟹瀬 なるほどねえ。倉原さんの場合は一種のサービスを売るわけですよね?その辺の不安感というのはなかったんですか?

倉原 逆にですね、私ビジネスと経営とかの知識がほぼなかったので、あまりハードウェアを売る、サービスを売るっていうところの違いとかも無知でした。

出演者情報

  • 西田亮介(株式会社チトセロボティクス 代表取締役社長)
    倉原直美(株式会社インフォステラ 代表取締役CEO)

企業情報

  • 放送日 2018.08.26
  • 会社名
  • 株式会社チトセロボティクス
  • 業種
  • ロボット向けの制御アルゴリズムライセンス事業
  • 所在地住所
  • 東京都台東区根岸3-18-20 TOKEN HOMES BLDG.4F
  • 会社名
  • 株式会社インフォステラ
  • 業種
  • 情報通信
  • 所在地住所
  • 東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル2階

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