美容医療のイメージを変えたい!徹底的な患者ファーストが
もたらす業界変革
医療法人社団輝生会 ヴェリテクリニック
理事長
福田 慶三
医療法人社団輝生会 ヴェリテクリニックは美容整形分野で銀座、名古屋、大阪にも店舗を持つクリニックだ。理事長 福田慶三は、美容整形の分野が生まれた初期から、最先端のアメリカで学び、技術を研鑽してきた。そんな福田が掲げるのが「美容整形のイメージの払拭」だ。患者ファーストで寄り添うことで、いかに患者さんの要望を満たしてあげるか。福田の思いとはどういうものか語ってもらった。
坪井 さて、福田理事長のプロフィールを拝見しますと、大学は医学部にいらっしゃって、卒業後にアメリカにも留学されていますが、これはどうして留学をされたんでしょうか?
福田 名古屋大学の形成外科っていうとこに入ったんですけど、まだ日本で形成外科っていうのができたばっかりで、全然患者さんとかもいなくて、手術とかも無いわけですよ。外科医たるもの、やっぱり手術を見て、あるいは手術をして学ばないと駄目なのに、やる仕事がないんじゃつまらないじゃないですか。
それで、症例あるところ、日本の国内の留学でもよかったんですけど、海外に見に行こうかなというふうで、たまたまそこへ行ったんですね。僕のついたジャクソン先生って人がいるんですけど、僕より30歳ぐらい上だったんですけど、朝から晩まで手術している。朝7時半から始まって11時まで。それを週に3日間やっているわけ。1日で8件ぐらい手術やるわけ。それが毎日続くわけですよ。
宮川 先生はどういう手術がお得意だったんですか?
福田 その先生は、形成外科の中でも、顔がちょっと変形していると、それを直すのは骨から直さなきゃ駄目だよっていう、そういう新しいジャンルができてた時代なんですね。クラニオフェイシャルとか頭蓋顔面外科とかっていうんですけど、日本でも今はあるんですけど。それをやっている先生は世界の中で何人もいなかったわけ、その中の1人だったので見学に行こうかなと思って選んだんです。
宮川 そうすると、やっぱりそういう経験で帰国されて。
福田 最初は形成外科しばらくやってて、そのときにたまたま、その名古屋大学の先輩で並木先生っていう方がいらっしゃるんですけど、その先生が高須クリニックにアルバイトに行ってたのね。福田先生も一緒にアルバイトに来いよと言ってくれて、週末に行くようになったんですよ。毎週末行ってたわけ。手術の件数が半端じゃないんですよ。もう朝から晩まで手術だけやってればいいわけ。それも感謝している並木先生に。だから高須クリニックの高須先生にも感謝している。そういう場を与えてくれたから。
宮川 それで2004年に開院をされたということなんですけれども、どういう経緯で独立を決心されたんですか?
福田 僕たち自分のやった仕事を、もう1回振り返ってみる、レビューっていうか。そういうのはやっぱり必要なんですよね。だが、そういうの1つが学会発表って話になるんですけど、学会発表のためにはデータを揃えておかないといけないじゃないですか、僕たちの場合のデータって患者さんの写真ですよね。写真を綺麗に取ってくれる。それでそのデータをうまく整理しておいてくれる、そういうのをクリニックが協力してくれていればいいですけど、そうじゃないクリニックが多いわけですよ、僕と一緒に始めた先生が、一緒に美容外科始めようよと言ってくれたのね。それだったら自分たちのスタイルでやれるのでっていうことで、始めたっていうのが原因です。はい。
坪井 福田先生ご自身は、ヴェリテクリニックの医師の方々にはどのような存在でいてほしいとお考えですか?
福田 どういう医師になって欲しいかって、それはもちろん稼げる医師ですよ。うん。稼げる医師っていうのはやっぱり腕が良くないといけないし、患者さんから好かれないといけないので、そういうふうになってほしいですね。
宮川 やはり他の業種でいうと、いわゆる顧客満足度みたいなことになるんですね。
福田 それが一番ですね、はい。
実際にヴェリテクリニックで働く医師に話を聞いた。
(インタビュー:ヴェリテクリニック銀座院 院長 藤本雅史さん)
藤本 形成外科をやって美容外科をやりたいっていう人間にとっては、福田先生は憧れの人っていう。僕は10年前に、初めて学会でお姿拝見したんですけれども、そのとき初めて発表内容を見て、こういう方の下で働きたいって10年前から密かに思っていたことではあります。やはり私ども美容外科という自費診療ですので、患者様の声が全てですから、結果見て「先生すごいよ」と言ってもらって、「長年のコンプレックスが取れました!ありがとう!」とか、なんていうんですかね。「今まであんまり人前に出たくなかったけれども、何か元気でやってけそうです」とかそういったポジティブな言葉を聞けるとすごく嬉しいですね。
経験則が技術を向上させ、患者の笑顔が更なる努力の糧となる。それがヴェリテクリックが目指す、患者が集まるクリニック。
坪井 さて番組ではリーダーズチョイスと題しまして、ゲストの方に選択の基準、敬愛の人、賢者の文こちらの三つの中からカードで一つを選んで、お話しいただきたいと思います。それでは福田先生、お願いします。
福田 じゃあこれで。
宮川 はい。選択の基準。これはどういうことでしょうか。
福田 僕が行動を起こすときにどうするか。好きなことだけやればいいという。それはね僕の親父、亡くなっちゃったんですけど、それが何か福田家の家訓としてあります。
宮川 その奥にはどういう意味があったのでしょうか。
福田 結局好きじゃないことには没頭できないわけですよね。で、好きなことだけやってれば、そこの道では、もう結構上に登れるじゃないですか。と僕はそういうふうに取ってますけど。好きじゃないことやってて、それで一流になれるとは僕は思えないので。それか、あるいは何かこの仕事をどうしてもやらなきゃいけないんだったら、なんか好きになる理由を探すしかないかなと、もう一個は。どうしても嫌だったら、それでもなかったらもうやめさせてもらうと、それは。
坪井 どんなものでもイヤイヤではなく取り組むという。
福田 というふうにしたらいい。イヤイヤだったらもうやらない。
坪井 今後の展開に関してはどのようにお考えですか?
福田 僕として美容外科っていうのはなんとなく、ちょっとダークなイメージがあるでしょう?そうじゃないです?ダークではないっていうふうに思ってもらえるような風になったらいいなとは思いますけど、みんなが真面目にやっているので。
宮川 そうするとそういった全体のイメージを少しでも良くしたい。
福田 そうですね。少しでも良くなれば、まあ僕がやれるかわかんないですけど、美容外科ってそんな悪いもんじゃない、アコギなことやっているんじゃないなっていうふうに思ってくれるようなことを発信していきたいなと思いますけども。
宮川 ぜひ患者さんの「良い加減」をいっぱい見つけていただきまして、よろしくお願いしたいと思います。どうも今日はありがとうございました。
福田 ありがとうございました。
坪井 ありがとうございました。
選択の基準-好きなことだけやればいい。好きなことなら没頭し、登りつめることができる。やるべきことがある時は、好きになる努力をする。あなたは嫌いなことに努力を続けられるか?嫌いなことで一流になれるか?
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