徹底した顧客目線。先端技術のセキュリティ会社が売りにする「真心」
株式会社ティービーアイ
代表取締役会長
加藤 三四郎
昨今では民間だけでなく企業においても、セキュリティへの関心は高まり続けている。株式会社ティービーアイは、セキュリティシステムの提案から保守までを一貫して提供する企業だ。
代表取締役会長 加藤三四郎は、社会貢献という軸を武器に変化する顧客ニーズに対応し続けている。
加藤が唱える真心を持って、顧客満足度を高める秘訣とは?また、新しい市場開拓への展望も語ってもらった。
宮川 賢者の選択 Leaders、ナビゲーターの宮川俊二です。
福井 福井仁美です。
宮川 今回は社会に貢献できる仕事を通じて、顧客満足度を高める、ある企業の戦略に迫ります。
株式会社ティービーアイ——1995年、東京貿易株式会社、現在の東京貿易ホールディングス株式会社のグループ会社として、株式会社アムランド設立。2000年、株式会社ティービーアイに社名を変更。現在は、防犯カメラなどのセキュリティ機器の販売を中心に、メーカー商社として、システム提案から保守までトータルにサービスを提供している。創業以来、徹底的に社会とマーケットの変化に対応し続けるのは、代表取締役会長 加藤三四郎。
加藤 トータルサービスというものを標榜しておりまして、一気通貫で真心もってやっていくと。
真心を込めたサービスで、お客様に満足していただける取引を実現。加藤が目指す社会に貢献できる会社とは。
福井 それでは、本日のゲストをご紹介します。株式会社ティービーアイ 代表取締役会長 加藤三四郎さんです。よろしくお願いいたします。
加藤 よろしくお願いいたします。
宮川 どうぞよろしくお願いいたします。今日は、社会貢献を通じてどのように顧客満足度を高めるか、その辺をじっくりと伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
加藤 よろしくお願いいたします。
福井 さて、冒頭のVTRでもご紹介がありましたけれども、ティービーアイは防犯カメラなどのセキュリティ機器の販売を中心に、事業展開されていらっしゃいますよね。具体的にはどういった事業なのでしょうか?
加藤 私ども、メーカー商社ということで、製品はOEMで作っていただきまして、これを日本のマーケットに販売している、こういう形になっております。
宮川 昔はあれですよね。白黒であまりよくわからないような(映像が)、もう今はずいぶん進歩しているでしょうね。
加藤 いろいろなカメラがあるんですが、その内の一つを今日このスタジオにお持ちしておりますので。
福井 これですね、天井に!実際にこのモニターに映してますね。これ360°映ってますよね?
加藤 そうですね。これをソフトで補正しまして。平面的に並び替えたり、そんなこともできるんです。これの特徴は、1台でカメラ何台分かの映像を撮影できる、こういうところに特色がございます。
福井 確かにも元々防犯カメラって、所々に付いてましたけど、これだったら1台で網羅できるということですよね。
加藤 そうですね、はい。
加藤 最近はですね、「インテリジェントソフト」というものが採用されてまいりました。録画するだけではなしに、それの分析というところまで進歩してきております。それに対しては、TB-eye AI Solutionというソフトを使用しております。
ドーキンズ 私は今、ティービーアイのショールームに来ています。早速、TB-eye AI Solutionを見せていただきたいと思います。
失礼します。こんにちは!
(インタビュー:営業推進部 部長 奥 大史さん)
奥 お待ちしておりました。いらっしゃいませ。
ドーキンズ 本日はよろしくお願いいたします。
奥 よろしくお願いいたします。こちらが今日ご紹介します、TB-eye AI Solutionになります。
ドーキンズ あれ?私の名前が載ってますね。
奥 事前に顔の方を登録させていただきまして、音が出るようになっております。以前ですと、防犯カメラの世界っていうのは、映像をただ単に録画しておくだけというようなシステムでしたが、今はAIの技術を使いまして事前に何かを察知する、というようなことが重要になってきておりまして、当社のこちらのソフトを使ってお客様のニーズに応えるようなことをしております。
TB-eye AI Solutionでは、境界線の通過や進行方向、特定したエリアへの侵入、物の置き去りなど、1つのソフトで様々な検知が可能。また、色を指定すると、身につけている洋服などの色で人物を絞り込むこともできるという。
ドーキンズ どうしてこんなことができるんですか?
奥 はい。こちらのTB-eye AI Solutionは、今トレンドとなっております、ディープラーニングとコンピュータービジョンの技術を組み合わせて使用することによって、検知できるようになっております。コンピュータービジョンっていうのは人の目に当たるもので、ディープラーニングは脳に当たりまして、学習させることでいろんな物を検知してくれるというような技術になっております。
ドーキンズ まさに人が普段やることを、コンピューターが代わりにやってくれてるっていうことなんですね。
奥 はい、そういうことになります。
ドーキンズ 今後は、どんなところに展開されていく予定なんですか?
奥 このソフトは物流ですとか、介護・医療・アミューズメント・リテール、また金融ですね。こういった業界の方に向けて販売をしていきたいと考えております。
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