女性視点がビジネスを変える
いま注目のビジネスウーマン
ビジネスの世界になくてはならない女性の力。そのトップを走るパワフルなビジネスウーマンの方々に、自身のお仕事や価値観についてお話しいただきました。
どの国でも同じ人間として、
楽しく強く生きていきたいと思う。
自分で起業すれば、自分でルールも作れるんだ!
たくさん稼いで、子供と一緒にいる。
起業しようと思ったのは、結婚してからです。
当時、結婚して出産後も仕事を続ける前例が社内になく、ひどく働きづらい環境でした。
1週間に1度の休みもなく、残業は当たり前、夜は9時から打ち合わせという環境の中で、収入は多かったのですが、子供と接する時間もないまま、毎日家を出ると仕事のことで頭がいっぱいになり、会社を出ると子供のことで頭が一杯になる、そんな生活を繰り返しているうちに、このままでいいのか?と考えるようになりました。
「正社員を続けて母としての時間をあきらめる。」
「仕事をあきらめてパートタイムで働きながら母としての時間を優先する。」
そんな2つに1つしかない狭い選択肢だった私にお世話になった社長から「自分で起業すれば、自分でルールも作れるんだ!たくさん稼いで、子供とも一緒にいる。何もかも自分で決められるんだぞ!」といわれ、頭をガツーンと殴られたようでした。
自分ではあると思っていたキャリアを捨てるような気がして怖かったこともあり、家庭や子育てで、いい訳をしている自分に向き合うことができ、「欲張りになろう!両方とも私ならできる!」と思った瞬間でした。
そこで、妊娠や出産したことや珈琲などの業界に長く居たこともあり、添加物や、産地が不明確なお茶や紅茶を自分が納得できる商品として自信をもって販売したい、安全なお茶を子供に与えたい、そんな想いが日増しに強くなり起業を決意しました。
「自分の会社の商品と自分で、勝負してみよう!」
大きな会社の看板がないことでの難しさは想像以上。
実際には、勤めているほうがはるかに楽だと、起業したばかりのころは思っていました。
もともと新規開拓をしてきた私は、起業当時も務めていたときの人脈は使わず、まずは自分の会社の商品と自分で、勝負してみよう!という想いでした。
しかし、大きな会社の看板がないことでの難しさは想像以上でした。
でも、持ち前の前向き志向で、どんどん営業にいき、JRさんや有名な老舗レストラン、ホテルなど契約がきまっていき、何よりもコンセプトと商品がいいね!ほんと、美味しい!と言われた時は、本当にうれしいです!
うれしいと言えば、自分が教えた生徒さんたちが成長したなーと実感したときや講師などをされているのを見るときもうれしいですね。
どちらも、本当にやり続けてよかった!!と思える瞬間です。
企業情報
- 公開日 2011.08.11
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